女の子にジュニアブラが必要な理由 - 意外と早い?!バストの成長 -
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成長期の女の子のバストは
約4年間にわたり大きく変化します。
ワコールの人間科学研究所からの発表を元に、
ご紹介します。
まずは、動画をご確認ください。
動画で知る
「おうちの方のための初ブラ講座」
ワコール人間科学研究所では、1976年から35年間にわたって、
4歳から18歳までの女の子たち280人、延べ4,500人のバストの変化を計測。
そのデータを分析した結果、成長期のバストの変化に関する以下のような事実が分かりました。
約4年間に3つのステップで
「かたち」と「かたさ」が変化
これは、女の子のバストがおとなのバストになるまでをアニメーションにしたものです。
バストは3つのステップで"かたち"と"かたさ"が変化し、約4年間で大人のバストへ成長します。
そして、その変化の順序はみんな同じでした。
※画像は横にスライドします。
point!
バストの成長は何歳からはじまる?
答えは「年齢では判断できない」です。変化が始まる時期は個人差があり、成長の度合いは人によってばらばら。同じ年齢でもふくらんでいる子とそうでない子がいます。
3つの成長ステップは誰でも同じですが、年齢からバストの成長度合いをはかることはできません。
【初経の1年以上前から】成長しはじめるバスト
ワコールの調査の結果から、乳頭周辺がふくらみはじめる時期は、初経の1年以上前であることが明らかに。バストの成長変化は、年齢ではなく"初経の開始時期"と深く関わり、初経前後の約4年間に大きく変化するそうです。
【初経を迎えたとき】には、すでに「ジュニアステップ2」段階
初経を迎えた子どもたちのバストは、ほとんど「ジュニアステップ2」の成長段階(ふくらみが横に広がる)まで成長していることもわかりました。
初経を迎える年齢は、10歳~15歳と個人差が!
初経の年齢は早い人で10歳、遅い人では15歳と非常に個人差が大きいこともわかりました。バストの成長は初経の時期に関係するので、ふくらみはじめる時期や年齢による成長段階に大きな個人差があるのは当然なのです。
バストのかたさ・やわらかさ
〜バストのエイジングの秘密〜
成長期のバストはどんどんかたくなり、女性の一生を通じてもっともバストがかたくなるのが"ジュニアステップ3"の時期です。バストのやわらかさは、乳腺の発達のしかたによって変化します。"ジュニアステップ3"でかたさのピークを迎えたバストは、大人になると脂肪組織がだんだん増えていき、ゆるやかにやわらかくなっていきます。大人のバストも成熟がすすむと、エイジングによって次第にやわらかさとかたちが変化していきます。
ジュニアブラをつける理由は「成長期のバストを、やさしく包むため」
ブラを着ける理由は、
大人とは全く異なります。
3つのステップを経て、「かたち」や「かたさ」を変えながら大きくなる成長期のバスト。"成長期専用のブラジャー"は、ステップごとの"着ける理由・特徴"に合わせて作られています。
やわらかいバストを造形する大人用のブラジャーとは "着ける理由"がまったく異なるのです。
ジュニアブラ、Step毎の役割
ジュニアブラ【Step1】
ふくらみはじめのバストは敏感なので、
デリケートな乳頭を痛みからまもりましょう。
ふくらみはじめた乳頭の周辺はとても敏感です。体操着や洋服の上からでもプクッと乳頭が目立つようになり、また衣服とこすれて痛みも感じやすくなります。ステップ1のブラジャーは「乳頭が衣服にこすれない」「乳頭を目立たせない」ために着けさせてあげてください。【STEP1】の商品はこちら ≫
ジュニアブラ【Step2】
ふくらみがはっきりしてくる時期だから、
横にふくらんでくるバストを
ゆれからまもりましょう。
バストのふくらみが横に広がり、からだとの境目がはっきりしてくるこの時期にブラジャーを着けていないと、バストが揺れて「はずかしくて思いきり動けない」「揺れて痛い」などと感じる子どもたちが増えてきます。ステップ2のブラジャーは、「バストの揺れを少なくし、思いきり動けるようにする」「バストを包んで支える」ために必ず着けさせてあげてください。初経が来たら、必ずブラジャーを着けましょう。【STEP2】の商品はこちら ≫
ジュニアブラ【Step3】
かたちは大人みたい、
でもまだまだ大人じゃないかたいバストを、押さえずに支えましょう。
まるく立体的にふくらみ、見た目はほとんど大人のようなバストになるステップ3。一生で一番かたいのがこの時期のバストの特徴です。やわらかい大人のバストの形を造形(寄せ上げ)する設計の大人用のブラジャーでは、「ぴったり合わない」「ブラがずれる」などの違和感をおぼえることもあります。ステップ3では、「かたくふくらむバストを押さえず支える」ために、柔らかいワイヤーや伸びのよいカップ素材を使った成長期専用のブラジャーを選んであげてください。【STEP3】の商品はこちら ≫
※画像はイメージです。
おうちの方、気づいてあげてくださいね。
ワコールの下着教室「ツボミスクール」では、女の子のからだの成長について、保護者や学校の先生からご相談を受けます。多いのが、子どもやおうちの方がバストの成長に気が付いておらず、ジュニアブラをつけていないことに、周囲の大人が見るとハラハラするケースです。
例えば…
●運動会(体操服姿)で、周囲の保護者が、ある女の子のバストの成長に気づき、バストが揺れていることにびっくりするケース。(保護者より)
●女の子本人はバストに無関心でも、思春期の男の子が、女の子のバストを意識しているケース。(学校の先生より)
●担任の先生が男性の場合、女の子のバストの話については「わからない」もしくは「直接言えない」ケース。(学校の先生より)
女の子のバストの成長が、昔に比べてとてもはやくなっていることに、驚かれる方も多いです。
ジュニアブラの役割には、バストを守る・外から見えないように隠すという役割もあることから、身だしなみや防犯という視点から考えても、ジュニアブラは必要ではないでしょうか。
バストのトップが白いTシャツや体操服などから透けて見えたり、形がわかってしまい、それが恥ずかしくて胸を張れずに、なんとなく猫背気味な女の子もいるようです。
(「中学の時は、乳頭が出っ張るのが嫌で、隠そうとしていたら、猫背で首が前に出るようになってしまいました。 」16歳の女の子:ガールズばでなびアンケートより)
子供は気づいていてもなかなか親に言いにくかったり、一人で悩んでいたり、気づかない子もいたりします。もしかすると、子供からすでに「ブラが欲しい」というアクションがあったかもしれません。
近くにいる大人が気づいてあげると、子供たちは安心します。
「うちの子には、ブラはまだ早い」と言わずに、ご家庭で話をしながら、お子さんの成長に寄り添ってあげてくださいね。