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選手インタビュー3回目は枚田 茉優選手です。

2020年08月20日 | 栄養士の食事紹介

監督からも「まゆまゆ」と呼ばれ、愛嬌のあるキャラクター。昨年は大きな怪我をし、自己ベストの更新は残念ながらできなかった。大変なリハビリ生活を乗り越え、2年目の今年は7月の京都選手権から試合に復帰しました。今回は枚田選手が1年目に経験したこと、その中で学んだことについて聞いてみました!
      
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『陸上はいつどんなきっかけで始めましたか?』
       
小学校の5年生のとき、陸上部の顧問の先生に誘われて初めました。私は小さい頃から走ること以外は飽きっぽいのですが、陸上は飽きずに続けられるんです。しんどいと思うことはありますが、自分には走ることが一番だと思っています。
    
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『身体づくりはどのようにしていましたか?』
      
ワコールに入るまでは、好きなものばかり食べていました。甘いものも食べていたし、お腹が空いたら冷蔵庫をあさっていました。笑)
しかし、中学校の時に強い先輩がおやつを辞めていると聞いて、私も強くなるために自分で辞めようと考えました。
    
『すぐにおやつを辞めることは難しいと思うのですが、どんな工夫をしていましたか?』
    
甘いものを食べたいなーと思うこともありますが、実はお腹が減っていない時もあるので、まずは3食のご飯をしっかり食べました。食べたくなったら部屋でテレビを見るとか、昼寝をするとか、違うことをしていると、おやつを食べたい気持ちが落ち着くので、そのように工夫していました。今でもリフレッシュで食べることはありますが、食べ過ぎないようにしています。
      
『ワコールに入ってからはどうですか?』
      
私はワコールに入ってから怪我をしてしまったのですが、身体の柔軟性がなかったのに、ストレッチをやる習慣がなかったのと、走るフォームが原因だったと思います。それからストレッチの仕方もトレーナーさんから教えてもらいました。
   
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『怪我の間はどのように過ごしていましたか?』
      
走ることはできなかったので、動ける範囲で歩いたり、バイクを漕いだり、チーム全体で集合する練習時間以外も、とにかく動くように心がけていました。本当に大変でしたが、無心でやり続けることに集中しました。食事については、体重が増えることが気になってしまい、怪我を治すというよりは体重を落とさないといけないということに必死になっていましたね。
    
『少しずつ走れるようになってからはどうですか?』
    
私は筋肉量が少なかったので、運動の許可が出てからは補強の量を増やしました。そうすると、できる腹筋の種類も増えて、身体の軸がぶれないでできるようになりました。他にもおしりを鍛えると足の運びも前より良くなった気がします。
    
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『食事についてはどうですか?』
    
骨の怪我だったので、ふりかけに煮干しを入れたりして1日30匹くらい食べるようにしていました。煮干しには骨に重要なカルシウムやビタミンDが入っていて、骨が強くなるので。
また、筋肉量も減ってしまったので、ご飯を増やして食べるようにもしました。合わせてウエイトトレーニングもして、これからもっと筋肉量を増やしたいと思っています。
       
『入部2年目になって1年前の自分との違いはなんだと思いますか?』
       
怪我をしたことによって、練習に対しての意識が変わりました。1年目は何も考えずに与えられたメニューをただ走る、ただ腹筋や背筋する、という毎日でしたが、今は練習前にはそのメニューに合わせて準備をする、補強もその動作を走りに活かせるように考えながらやっています。
     
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あとはストレッチも重要です。身体のケアはマッサージだけでなく自分の身体にあったストレッチが必要だと気づきました。どちらもトレーナーさんに細かく教えてもらって、正しい方法を学びました。

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※チームではトレーナーに動きなどをチェックしてもらい、トレーニングを行っています。
    
あとは福士さんから走っているときの考え方などアドバイスをもらいました。「福士さん走りながらこんなこと考えてるんやー」と発見がありました。
本当に1年目は何も考えていなかったので...考えてやるほうがおもしろいですね。
      
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私は、これまで本当にスタッフやチームの先輩、同期、家族に支えてもらいました。周りの方のおかげです。
故障が治ってやっとジョッグを始めた時に、安藤さんが「走れてよかったね」とか、谷口さんや長谷川さん(OG)も「できるようになったんやな」と私を見ていてくれて、声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
私は昨年の駅伝メンバーに選ばれなかったのですが、応援に来てくださった同じ職場の方は「来年もあるし、焦らずがんばって」と皆さん声をかけてくれました。本当にその言葉があったからこそ今でも頑張れていると思います。感謝しかないです。
     
だから、いつかはマラソンなどでお世話になった人たちを呼んで大勢の応援の中で走りたいです。良い結果でみんなに喜んでもらっている先輩方を見ているので、私もそうなりたいと強く思っています。
     
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これからも、1年目に学んだことに気を付けて、頑張りたいと思います。しっかり筋肉をつけて、練習に取り組み、食事はしっかり食べて、甘いものはたまにして...
いろんな我慢が、またどこかにつながると良いなと思います。
      
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