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選手インタビュー1回目は谷口 真菜選手から!

2020年08月06日 | 栄養士の食事紹介

縮小版谷口写真①.jpg 
※練習前の谷口選手
  
2018年にワコール女子陸上競技部に入社し、1年目からクイーンズ駅伝では5区を任され、2年目は2区を走るなど毎年駅伝で活躍する谷口選手。今回は谷口選手の陸上を始めたきっかけ、ワコールに入ってからのことや、暑い夏のトレーニングで普段心掛けていることについて聞いてみました!夏バテしやすいランナーの方や学生さんは何かヒントになることがあるかもしれません!
  
縮小版谷口②.jpg 
※こんな感じでインタビューしました  
『それでは谷口さんよろしくお願いします。谷口さんは、いつ どんなきっかけで陸上を始めましたか?』
    
小学校4年生のとき、京都の大文字駅伝に出たくて、陸上部じゃなかったのですが、参加したのがきっかけです。その駅伝は3番まで本戦に出場できるレースで、結果は惜しくも4番だったのですが、楽しかったですね。
  
 
『陸上のどんなところが好きですか?』
     
一番は、自分が練習したら、した分だけ強くなれるし速くなれることですね。全て自分次第で結果が出ることが好きです。 
  
『ワコールに入って身体など変わったことがありますか?』
    
身体に関しては足に筋が出て筋肉質になったと思います。少しムキッとしてきました。高校時代は筋肉がなく棒みたいに細いだけの足だったので...。ワコールに入って練習での走行距離が増えたこと、補強やウエイトトレーニングなどの練習を継続してきたからですね。あとはしっかり食事を食べていることも身体づくりに影響があると思います。好きなものばかりでなく、栄養バランスを考えて食べていると思います。ただ、夏になると食欲が落ちるので、そこは工夫しながらかなりゆっくり食べています。
  
『確かに、食事の時間はチーム内でも1番長く食堂で食べていますよね。ずっと食堂にいるような...。笑)』
    
はい。食堂にずっといます。笑)
縮小版谷口③.jpg
食事は小さい頃からゆっくり食べるほうでした。早食いすると量が食べられなくて...。身体を作るためにはご飯(白米:炭水化物)を食べないといけないので、疲労や暑さでご飯が食べにくいときは、お茶漬けの素を入れてお湯をかけたり、ふりかけをかけたりして食べやすくしています。夏になると味の濃いものとか、かたまりの肉が喉を通らなくなるので、それは頑張って噛んで、飲み込んでいます。笑)
  
『いろんな工夫をしていますね!たしかに京都の夏は気温も湿度も高いですが...小さい頃から京都で過ごしている谷口さんは、夏場の練習をどのように工夫していますか?』
     
京都の夏は熱中症になりやすいので、高校時代は練習時間を日が落ちる17時過ぎのスタートにし、練習中も顧問の先生がこまめに給水を渡してくれました。他にも必ず帽子をかぶるとか、軽装で練習するように言われていました。そのおかげか熱中症で倒れたりしたこともなかったです。チームメイトでもいなかったと思います。
ワコールに入ってからは夕方ポイント練習がある日は、昼食後から練習が始まるまでの間にこまめに水分補給をして練習前に十分に身体に水分を入れておくようにしています。そして練習中も脱水にならないよう、こまめに給水を取るようにしています。主にアミノバリューを飲んでいますが、飲みやすいですね。
練習では20km以上走る時は、10~15分置きくらいに給水をとれるタイミングがあるので欠かさず飲んでいます。他にも走りながら頭などに水をかけると足が動きやすくなるし、気持ちもリセットできますね。そのタイミングで呼吸も整えようと意識しています。昨年から体温が上がらないよう氷を手のひらに握って走っているのですが、暑さの感じ方が少し和らぐ気がします。
  
『練習前も練習中もしっかり対策しているのですね。練習後はどうですか?』
    
練習後もしっかり水分補給をします。ただ、夕飯前に水分を取りすぎると食事が食べられないので、がぶ飲みはしないように気を付けています。練習後と食事中に分けて飲むと良いですね。食事中も500mlくらい飲んでいると思いますが、食事と一緒にゆっくり飲んでいます。
 
『食事では必ず汁物を出して水分量を増やしていましたが、それ以外にも飲料での水分補給がかなり多いですね!水分補給の他にも何かありますか?』
     
暑いと疲労がたまりやすいので、アイスバスで火照った身体を冷やす、交代浴、などをして疲労回復を早めるようにしています。冬もやることがありますが、夏は毎日行うようにしています。
  
『交代浴はどうやるのですか?』  
    
交代浴の方法は15℃くらいの冷たい水風呂に1~2分浸かり、その後温かいお風呂に2分くらい浸かる、を3セット行います。交代浴をすると血流が良くなり、疲労回復を早く感じます。その後、気になるところはアイシングもします。ときどき練習で疲れすぎてできないときもありますが、1セットは必ずやるようにして、上がってからアイシングを念入りにします。時間もかかるし、大変な時もありますが、どんなに身体が重くても、翌日の練習が少しでも楽にできるようにしっかり準備したいと思ってやっています。
(※ 浴室に浴槽が2つない場合は、お湯⇒冷たいシャワー、を繰り返しても良いです。身体を温めることで血管が拡張し、冷やすことで血管が収縮するので血管のポンプ作用がアップします。その結果、全身への血流が良くなり、疲労回復につながると言われています。その他に、身体が熱いなと感じる時は、一度アイスバスで身体を冷やすとそれだけでも疲労が取れやすくなるそうです。練習後身体がずっと熱く、夜も寝られない場合はアイスバスもおすすめです。) 
  
『それでは最後に今後の目標についても聞かせてください!』
   
ワコールにはマラソンで活躍する先輩がたくさんいるので、いつかは私も走りたいと思っています。(まだいつかはわからないですが)そのための課題は、走れる筋肉をつけるために、練習をしっかりする、それだけでなくご飯やたんぱく質など食事をしっかり食べることです。目標はまおさん(一山選手)のようなかっこいい足になりたいと思います。太さも筋肉量も私とは全然違うので、あんな足になりたいですね!
応援よろしくお願いします! 
縮小版谷口④.jpg
  
以上。谷口選手でした。