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栄養士の食事紹介
最終回 選手インタビュー 福士 加代子 パート2
先週に引き続き、福士選手のインタビューです。
日々変わる身体や状況の中で、いつでも今を大切にしているそうです。
「日本選手権の参加標準記録突破おめでとうございました!どんな気分でしたか?」
うっれしーーーい!!
でしたよ!
試合は記録が出ても、出なくても、とにかく戦うしかないと思って走りました。
「試合まではどのように準備したのですか?」
今はマラソンからトラックに移行して、やっと身体が慣れてきたかな。
5、6月くらいから少しずつ作り上げて、夏を終えてやっと土台ができてきたかなと感じています。
昔はもっと短い期間で身体を作れていたと思うんだけど、35歳くらいから身体を作るのが難しくなってきたというか変わってきたというか...。
土台の作り方も違うし、今は今で発見があって面白いと思います。
今は昔より練習メニューについて自分からリクエストを入れているので、結果が出ないと全部自分の責任だとも思っていますね。
今のこの身体でどれだけできるだろうと、全部試しているところです。
「試してみて、どうですか?」
気持ちの面では、楽というか面白い、かな。結果が良くても悪くても次に向けて、常に試行錯誤していく、という感じ。
やっぱりしんどいけれど、今はそれしかないから、やってるところだよ。
何度も繰り返して、考えて...私はそういうのが好きみたい。
未知の自分を試している感じかな。
今の私の年齢や状況は周りに見本はないし、質問できる人もいないから、もう毎日が未知の世界って感じだよ。
「休みの過ごし方はどうですか?」
10代~20代はとにかく外に出てリフレッシュしていたけど、30代は少し身体の声を聴くようになったかな。遊びたいけど出たら次の日どうなってるかな~とか考えるようになったかな。いままでは無理やりでも外に遊びにいっていたけれど、少し考えて、自宅でドラマや映画見たり、ゆっくりすることが増えました。でも映画館がすごく好きで、最近は暇があればよく行きますね。映画館の良い音と映画に集中できる広い空間が好きです。
「さて、最後になりましたが、来月はいよいよ駅伝ですね!」
まぁ~ 意気込んだところでな~(笑)
緊張はまだしてないかな。直前になったらするからさ。
注:10月初旬にインタビューしました。
駅伝が近づくと緊張しやすいところは変わってないようです...。
――――――――――――
8月から始まった選手へのインタビュー企画も今回が最終回となりました!
これまで多くの方にご覧いただき、感謝しています。
今後も試合では見えない選手の魅力などもお伝えできればと思っています。
ありがとうございました。
選手インタビュー 福士 加代子 パート1
先月の関西実業団陸上では10000mで久しぶりに日本選手権出場を決めた福士選手。
食事について、最近の練習や生活について聞いてみました。
今週は食事について、来週は練習や生活について、2週に分けてお届けします。
「陸上の好きなところは何ですか?」
高校生の時に友達の誘いで初めてからもう22年続けていますが、どんなところが好きかと言うと、レースで他の選手を抜いた時の喜びとか、勝った時の達成感かな。勝った時の喜びがもう1回味わいたくて続けているかなと思います。
「トラックからマラソン、そしてまたトラックとチャレンジしていますが、食事で変わったことはありますか?」
高校生の時は特に何も気にせずに生活していたので、実業団に入って、まずは身体を作ろうと体重を少し落とすために意識して、食事は普通に食べていたけど、チームの練習をしていたら自然と身体は絞れてきたと思います。
ただ、試合の前の調整で運動量が減るときに調子に乗って食べていたら太って大変だったことがあるので、調整期間の時に太らないようには気を付けていたかな。
ご飯もお菓子も食べていたけど、〇kgまでにならないように、という意識で、身体を管理していましたね。
マラソン練習になってから変えたことは、ご飯をおかゆにしたことかな。マラソンになってから沢山お米を食べるようにはなりましたね。あとは栄養のバランスも考えるようになったし、3食きちんと食べる規則正しい生活をしていたと思います。
※2014年のボルダー合宿の頃。
練習後の内臓疲労で食事をとるのも時間がかかりました。
「マラソンを始めた頃は、練習後におかゆとか、消化の良いものしか喉を通らなかった印象ですが、ここ3年くらいで変わりましたよね? 昨年は40㎞走の後にソースカツ丼を食べていて、びっくりしましたよ...」
そうねぇ。昔は油物が苦手だったし、食べたら胃がもたれるというか嫌な感じがしていたけど、2013年の世界選手権のときに陸連の科学委員会の先生から油を取るように言われて、それから3年くらいかかってかな、油に慣れてきたというか、食べやすくなってきた気がするし、油を欲するように変化したと思う。
油をとるようになってから、距離走の疲れとかダメージが少ない感じがする。
最初は40㎞走をやった後には3㎏くらい体重が減っていたけど、その体重減少が少なくなっていって、そうすると身体へのダメージが少ないからか、その後の食欲への影響が減ってきたかなと思います。
あとは、油ものを食べるとお菓子を食べることも減ったかな...
ケーキの代わりに唐揚げ食べようかなとか...笑
今はまたトラック練習で、マラソン練習ほどは食べなくていいかなと思ってます。
「練習中や試合の時に、チームの後輩によくアドバイスされていますが、食事のアドバイスもしますか?」
後輩には食事のことはアドバイスしないかな、逆に注意されるくらいだよ。笑
うちの後輩はしっかりしているわ。笑
みんな付き合いがよろしくて、私の面倒みてもらってますよ。
次のインタビューに続きます。お楽しみに!!
選手インタビュー 安藤 友香選手 パート2
前回に引き続き、安藤選手のインタビューです。ワコールに入って、いろんな葛藤や変化があったそうです。これまでの経験をたくさんしゃべってくれました。
『1日の練習時間はどれくらいですか?』
朝は普段4:40くらいには起きています。それから身支度をして5:00くらいにはストレッチとか体操を始めて5:20くらいからは、外で動き始めて5:50の全体集合に合わせます。7:30から朝食、9:00からは会社で勤務です。午後は勤務が14:00までなので、14:20には着替えて練習前の補強とかをスタートできるように準備しています。16:00くらいからポイント練習が始まり、練習は内容にもよりますが18:00くらいには帰ってきます。
『起床時間早いですね...。練習前の準備も念入りに行っているようですが、他にもチームで決まった練習以外で、行っているトレーニングはありますか?』
多分、補強とかウエイトトレーニングなどは一山とか他の選手のほうが多くやっていると思うのですが、私はフリージョッグのペースが速いほうなので、走る距離は多いかなと思います。マラソン練習中でなくても月間の走行距離は1000㎞を超えていますね。
ジョッグは高校の時からペースが速くて、その習慣が続いているんですよね。今でもペースを落としすぎると疲れやすく、身体に変な抵抗がかかるので速いペースで走るほうが気持ち良くできます。その速いペースのフリージョッグを続けることで足づくりをして、それが身体づくりの基礎になっていると思います。
マラソン練習中も、練習メニューの入っていない日でもジョッグは疲労回復の1つとして、完全に休むよりも良い気分転換になります。
『ワコールに入って1年半ですが、チームはどうですか?』
みんな個性豊かでいいですね。年上年下関係なく、学ぶことが多いです。
今まで所属していたチームは駅伝がなくて個人のレースばかりだったので、高校ぶりの駅伝チームの雰囲気は良いなと思いますし、実業団の駅伝は新鮮に感じています。
会社の方も陸上部を応援してくれて嬉しいです。私は練習や試合などの遠征、合宿などであまり会社での仕事をしていないので、職場でどう思われているかな、と不安に思うこともあるのですが、いつも全力で応援してくださるし、課内のライングループでは私が試合結果を報告するより早く、職場の方が結果を入れてくださったり、いつもチェックして頂いて嬉しくて、ありがたいです。私は新卒での入社ではないので、不安があったのですが、不安をかき消すような良い職場の方に恵まれて感謝しています。
『ワコールに入って印象に残っている出来事はありますか?』
今年の名古屋ウィメンズマラソンですね。優勝できなかった悔しさはあったけれど、今の自分ができる最高のパフォーマンスが全てできたことで、悩んできたことから脱出できたなという、今までとは違う嬉しさがありました。
マラソン前のアメリカ、アルバカーキでの合宿では高いレベルの練習ができないことも多く、悩んでいました。走れない自分に納得できず、名古屋で情けない姿を見せたくないとか、その時の自分を受け入れることが難しく、嫌な自分を見ないよう逃げていたのですが、監督に「そんな自分を認めろ、それが今の自分だ」とはっきり言われました。それが、ちょっとずつ受け入れるきっかけだったと思います。言ってもらえてよかったです。
それから名古屋ウィメンズの当日は今出来る自分を全て出そうと決めて走ることができて、すっきりしたというか、何か脱ぎ捨てて脱皮したような気持ちになりました。
最近は、仲の良い友達にも「変わったよね、いい意味で」と言われたことがあります。これまでは自分を強くみせなきゃいけないと考えていて、自分とは違う自分を作っていたかなと思います。周りに嫌われたくない、良く見られたい、高校の時は監督の理想の自分でいなきゃ、と考えていました。そうすると、自分の意志がなくなってしまって、ふとしたときに、自分が何をしたいのか、わからなくなることもありましたが少し変わってきたと感じています。
これまで前のチームの監督とか、周りにはたくさん迷惑かけて、本当に申し訳なかったのですが、今はありのままの自分が出せている気がします。
自分の思っていることとか、考えていることを周りに伝えることは大変ですが、大切なことだと思います。
『今後のレースに向けての課題はありますか?』
開催されるかわからないのですが、世界ハーフで勝負できるようになりたいですね。
走りの課題としては、レースは前半、中盤、後半とあるのですが、中盤の苦しいときに前に出て、攻めていくことです。強い選手はそこで攻めることができるので。
例えばインターバルの10本のうち、苦しくなる5~8本目で意識して練習する、フィジカルだけでなく、メンタルでも押せる強さを身に着けたいと思っています。
ワコールではいろんなメンタルの先生にもアドバイスをもらうのですが、話をしていると自分が大切にしている共通点がみつかるので、パフォーマンスにつながると思っています。
私は上のレベルまで行きたいときに、やるべきことを1個飛ばしでいこうとしたり、ネガティブに考えてしまうことが良くないのですが、チームではコツコツ前向きに努力する選手が多いので、見習いながら頑張ろうと思います。
本当に応援してくださる人が多くて、ワコールもですが、前の会社でも所属企業が変わったのに応援してくださる方もいるので、応援してくださる方にこれから恩返しができるといいなと思っています。
がんばります!
選手インタビュー4回目は安藤 友香選手です。パート1
2019年の2月にワコールに入社し、1年半が経ちました。駅伝やマラソンでもチームに大きく貢献してくれる安藤選手に陸上を始めたきっかけや身体づくりについてなどインタビューしました。少し長くなったので来週と分けて2回に渡ってお送りします!
『いつどんなきっかけで陸上をはじめましたか?』
小学校1年の時に、高橋尚子さんのシドニーオリンピックを見て感動したときから興味がありました。高橋さんが同じ岐阜県出身ということもあったので。小学校では陸上部はなかったのでバレーなどをやっていたのですが、中学生で本格的に陸上を始めました。
『陸上のどんなところが好きですか?』
苦しいことはいっぱいあるし、うまくいかない時は何でやってるんだろうと思うのですが、努力してやったことが報われたときの嬉しさや感動、達成感を味わえるところですね。
あとは周りの人からの「よかったよ、感動したよ」といわれるのは嬉しいからかなと思います。
『普段の身体づくりでどんなことを意識していますか?』
食事については、高校生の時は、食事=ウエイトコントロ―ルとばかり考えていたので、食べると体重が増えるから食べたくない考えが真っ先にきてしまい、疲労回復とか、身体をつくるような意識はなかったですね。必要な量をバランス良く食べることはしていなかったです。今思い出しても、1日を通して今の食事の半分以下しか食べていなかったので、よく貧血になっていました。
ワコールに入ってからは、栄養士やスタッフに指導してもらって、ハードなトレーニングの後は糖質をとる、3食の食事はしっかり食べて、間食など余分なところを自分でカットする、という食事に変わりました。
『以前は距離走の後に食欲がなくなることも多くありましたね』
そうですね。練習の後はよくお腹が痛くなっていました。そのイメージが強く、食べることにかなり抵抗がありましたが、何回も食べるようにしつこく指導していただいたので、よかったです。笑
今は距離走などの後でも、普通に食事がとれるようになりました。
他にも大きなきっかけとなったのは、ワコールに入ってすぐ、福士さんと一山と一緒に合宿したときに、強い2人が食事をしっかり食べている様子を見たので、2人がやっていることは同じようにやるほうがいいと感じたことですね。
その合宿は、体調管理が上手くいかなく悩んでいたのですが、「自分が変わらない限り何も変わらない」という言葉を知って、周りを変えようとばかり考えていた自分の頑固なところを変えなきゃと気づきました。2人を見ていなかったら今はまだ違ったかもしれないですね。
私は、これまで年に1~2回は大きな故障をしていましたが、今はハードなトレーニングや距離を踏んでも壊れない身体になって、食事の影響で作れていると実感しています。
炭水化物、特に白いご飯に抵抗があったので、練習量の多い合宿中などは○〇gとる!と、具体的に量を決めて、食べるようにしました。レバーや納豆は苦手で避けていましたが、身体のことを考えて食べるようにもしました。
特に大切な試合の準備期間は、甘いものは食べないと決めて、試合が終わったら食べる!というのをモチベーションにしているので、終わったら何を食べようか決めるのが楽しみの1つです。
『1日の練習時間はどれくらいですか?』
朝は普段4:40くらいには起きています。それから...
⇒次回来週木曜日につづきます! お楽しみに。
北海道で夏合宿をしています!
こんにちは。栄養士の澤野です。
これまで選手インタビュー記事も3名終了しましたが、いかがでしょうか。選手にとっての1年は毎年いろんな出来事があり、悩んだり、苦しんだり、楽しいことばかりではないですが、成長しながら時間を重ね、目標に向かって頑張っています!
次回は安藤選手へと続く予定です、お楽しみに!
さて、今回はインタビューを1回お休みして夏合宿の様子をお伝えします。
チームは今、北海道で合宿をしています。受け入れてくださる自治体、宿泊ホテルやトレーニング施設など多くの方のおかげで、例年と大きく変わらない合宿ができており、大変感謝しています。トレーニング場所ではコロナウイルス感染予防のルールに従い、手指のアルコール消毒の徹底や使用時間を守りながら、ホテルの食事会場ではバイキングで使い捨て手袋を着用するなど、さまざまな工夫で対策をして頂いているので、私たちもこまめな着替えや手洗い、シャワーを浴びるなど、出来る限りの注意を払いながら生活しています。
選手は健康でたくましいイメージがあると思いますが、強い負担をかけるトレーニングで毎日身体を酷使しているので、免疫力が弱まることがあります。少しでも免疫力を上げるためには十分な睡眠時間の確保や、バランスの取れた食事をとることはもちろんですが、暑熱環境での練習で脱水になると身体へのダメージも大きくなるので予防が大切です。
脱水状態になるとパフォーマンスの低下だけでなく、疲労回復の遅れ、胃腸のトラブル、その結果体調を崩すなど、不調の原因の1つになるので、スタッフは水分補給のことを頻繁に注意しています。選手も意識してくれているので、水分補給の仕方は格段に上手くなっていると感じています。
練習中の脱水予防の為にはまず準備から、ということで、たくさんのドリンクと、氷、身体を冷やすスポンジなどです。毎回ドリンクを作るのも運ぶのも大変ですが、担当の選手がしっかり用意してくれます。
練習場所に日陰があると良いのですが、陸上のトラックではなかなか難しいので、練習が終わる頃にはみんな滝のような汗をかいています。
練習後にはトレーニングウェアがびしょびしょになるくらい汗をかくので、練習中だけでなく前後でも十分に水分を補給することが大切です。
この日、福士選手も汗をいっぱいかきながら練習していました。
走った直後はヘトヘトになっていましたが、その後はいつもの笑顔を見せてくれました。
夏合宿まだまだトレーニングは続きますが、みんなで頑張りたいと思います。
選手インタビュー3回目は枚田 茉優選手です。
監督からも「まゆまゆ」と呼ばれ、愛嬌のあるキャラクター。昨年は大きな怪我をし、自己ベストの更新は残念ながらできなかった。大変なリハビリ生活を乗り越え、2年目の今年は7月の京都選手権から試合に復帰しました。今回は枚田選手が1年目に経験したこと、その中で学んだことについて聞いてみました!
『陸上はいつどんなきっかけで始めましたか?』
小学校の5年生のとき、陸上部の顧問の先生に誘われて初めました。私は小さい頃から走ること以外は飽きっぽいのですが、陸上は飽きずに続けられるんです。しんどいと思うことはありますが、自分には走ることが一番だと思っています。
『身体づくりはどのようにしていましたか?』
ワコールに入るまでは、好きなものばかり食べていました。甘いものも食べていたし、お腹が空いたら冷蔵庫をあさっていました。笑)
しかし、中学校の時に強い先輩がおやつを辞めていると聞いて、私も強くなるために自分で辞めようと考えました。
『すぐにおやつを辞めることは難しいと思うのですが、どんな工夫をしていましたか?』
甘いものを食べたいなーと思うこともありますが、実はお腹が減っていない時もあるので、まずは3食のご飯をしっかり食べました。食べたくなったら部屋でテレビを見るとか、昼寝をするとか、違うことをしていると、おやつを食べたい気持ちが落ち着くので、そのように工夫していました。今でもリフレッシュで食べることはありますが、食べ過ぎないようにしています。
『ワコールに入ってからはどうですか?』
私はワコールに入ってから怪我をしてしまったのですが、身体の柔軟性がなかったのに、ストレッチをやる習慣がなかったのと、走るフォームが原因だったと思います。それからストレッチの仕方もトレーナーさんから教えてもらいました。
『怪我の間はどのように過ごしていましたか?』
走ることはできなかったので、動ける範囲で歩いたり、バイクを漕いだり、チーム全体で集合する練習時間以外も、とにかく動くように心がけていました。本当に大変でしたが、無心でやり続けることに集中しました。食事については、体重が増えることが気になってしまい、怪我を治すというよりは体重を落とさないといけないということに必死になっていましたね。
『少しずつ走れるようになってからはどうですか?』
私は筋肉量が少なかったので、運動の許可が出てからは補強の量を増やしました。そうすると、できる腹筋の種類も増えて、身体の軸がぶれないでできるようになりました。他にもおしりを鍛えると足の運びも前より良くなった気がします。
『食事についてはどうですか?』
骨の怪我だったので、ふりかけに煮干しを入れたりして1日30匹くらい食べるようにしていました。煮干しには骨に重要なカルシウムやビタミンDが入っていて、骨が強くなるので。
また、筋肉量も減ってしまったので、ご飯を増やして食べるようにもしました。合わせてウエイトトレーニングもして、これからもっと筋肉量を増やしたいと思っています。
『入部2年目になって1年前の自分との違いはなんだと思いますか?』
怪我をしたことによって、練習に対しての意識が変わりました。1年目は何も考えずに与えられたメニューをただ走る、ただ腹筋や背筋する、という毎日でしたが、今は練習前にはそのメニューに合わせて準備をする、補強もその動作を走りに活かせるように考えながらやっています。
あとはストレッチも重要です。身体のケアはマッサージだけでなく自分の身体にあったストレッチが必要だと気づきました。どちらもトレーナーさんに細かく教えてもらって、正しい方法を学びました。
※チームではトレーナーに動きなどをチェックしてもらい、トレーニングを行っています。
あとは福士さんから走っているときの考え方などアドバイスをもらいました。「福士さん走りながらこんなこと考えてるんやー」と発見がありました。
本当に1年目は何も考えていなかったので...考えてやるほうがおもしろいですね。
私は、これまで本当にスタッフやチームの先輩、同期、家族に支えてもらいました。周りの方のおかげです。
故障が治ってやっとジョッグを始めた時に、安藤さんが「走れてよかったね」とか、谷口さんや長谷川さん(OG)も「できるようになったんやな」と私を見ていてくれて、声をかけてくれて、とても嬉しかったです。
私は昨年の駅伝メンバーに選ばれなかったのですが、応援に来てくださった同じ職場の方は「来年もあるし、焦らずがんばって」と皆さん声をかけてくれました。本当にその言葉があったからこそ今でも頑張れていると思います。感謝しかないです。
だから、いつかはマラソンなどでお世話になった人たちを呼んで大勢の応援の中で走りたいです。良い結果でみんなに喜んでもらっている先輩方を見ているので、私もそうなりたいと強く思っています。
これからも、1年目に学んだことに気を付けて、頑張りたいと思います。しっかり筋肉をつけて、練習に取り組み、食事はしっかり食べて、甘いものはたまにして...
いろんな我慢が、またどこかにつながると良いなと思います。
選手インタビュー2回目は坪倉 琴美選手です。
2018年に入社。2018年のプリンセス駅伝ではチームの優勝に大きく貢献した坪倉琴美選手。
2019年はハーフマラソン、10000m、5000mなどで自己ベストを更新し、レベルアップを続けてきました。その年の秋から大きな怪我でリハビリをしていましたが、毎日努力を積み重ね、今年のホクレンディスタンスチャレンジからレースに復帰することができました。今回は坪倉選手が陸上を好きな理由、故障の経験から学んだことなど話を聞きました。
『陸上のどんなところが好きですか?』
自分が目標を達成して記録を出すことも嬉しいですが、それに加えて応援してくれた人が私の走りや結果をみて、元気をもらえた、と言ってもらえるので、そこが好きです。
『坪倉さんは長く陸上を続けていますが、これまでの身体づくりで目標としていたことはなんですか?』
陸上を始めたのは小学校で、中学生までは何も考えずに走っていました。高校時代からは強くなりたかったので、身体を絞ることを意識していました。全国で活躍する長距離選手を見ると、痩せている選手が多かったので、その選手の体型を目標にし、当時は155㎝くらいで30㎏台だったと思います。体重が軽ければ走れる、痩せているのが一番良い、という考え方でした。
『確かに、痩せている陸上選手は高校生でも多いですよね。』
当時は痩せれば強くなると信じていたので、痩せるために食事制限をしても、辛いと思ったことはなかったです。しかし、栄養のことを勉強して今になって気付いたのは、成長期に身体を作る必要なエネルギーが足りず、身体に良くなかったと思います。それで骨が弱くなって、何度も疲労骨折をしてしまいました。
『中学、高校での無理な減量は身体へ悪影響があると日本陸連からも注意が出ていますね。成長期は運動に合わせて十分な栄養と休養が必要と言われています。』
※日本陸連のHPより、骨をテーマにしたセミナーについて(2017年)
https://www.jaaf.or.jp/news/article/10163/
『ワコールに入ってからの食事はどうですか?』
練習での走行距離も質も増えたので、合わせて食事量も増えました。特にお昼のボリュームが増えました。私は高校時代に食事量が少なかったこともあり、骨密度が低いのですが、食事をしっかり食べ続けて骨密度の数値も増えました。
『2018年のボルダー合宿でも考えて食べていましたね。選手でランチを作る日には、栄養バランスの良い美味しい献立を作ってくれて、感激したのを覚えています。』
食事に気を付けていますが、それでもまだ私は骨が弱いので筋肉をつけて身体を支えていこうと思っています。そのためには、まず運動で消費したエネルギーを不足なく取り、「+α」で筋肉をつけるための栄養を取らないといけません。今まで筋肉をつけるというよりは、体重を落とすことを意識していたのでその考え方は少しずつ変わりました。
『そうですよね、しっかり食べてエネルギーがないと動けないですもんね。』
ワコールに入って2019年に自己ベストを更新したのも、バランス良く食事をとり、故障なく1年を通して継続した練習ができたからだと思います。身体の軸は安定するようになったと感じていますし、できなかった補強が出来る、回数を増やせる、など成長を実感します。チームで行っている体組成の測定でも体脂肪が減り、筋肉量の数値が上がりました。
『しかし、自己ベストが出たその後でしたよね...怪我をしてしまったのは...』
はい、調子がよかった時期に、なんで今なのだろうと思いました。調子が良かったからこそ、クイーンズ駅伝も良いイメージもあったので悔しくて本当にショックでした。
『その苦しい時のモチベーションはどうやって維持していたのですか?』
リハビリとか、やっていることに意味があるのは理解しているのですが、リハビリをしている最中は、私は何をしているのだろう、なんでまだ治らないのだろう、何のために実業団に来たのだろうとか、思う事もありました。その時はいろんな人に相談して、「その時の自分を受け入れる」ようにしました。かなり落ち込むこともありましたが、その時も陸上を辞めたいとは思わなかったし、自分の可能性を今後もっと広げたいと思うことがモチベーションになっていました。
『そんな怪我から学んだことはありますか?』
体重が増えるのが怖いという気持ちはずっとあって、食事量を少なめに調整していたのですが、でもそれだけでは怪我が治らないので、しっかり食べるし、しっかり動くというのは気を付けていました。最初は走っていないのに食事をしっかり食べることに抵抗はありましたが、絶対に治したいと思ったから、食べることを選びました。
『故障したからこそ大切なことに気付いたのですね。』
そうですね、今でもまだ理想の練習ができる身体になったとは言えないですが、いずれはマラソンに挑戦したいと思っているので、マラソン練習や長時間のレースに耐えられる強い身体をつくっていきたいです。
私は継続した練習ができれば、必ず結果につながると信じています。練習中は苦しくて楽しいと思うことは少ないですが、試合で結果がでると最高に嬉しいので、その為に今後も頑張りたいと思います。
選手インタビュー1回目は谷口 真菜選手から!
※練習前の谷口選手
2018年にワコール女子陸上競技部に入社し、1年目からクイーンズ駅伝では5区を任され、2年目は2区を走るなど毎年駅伝で活躍する谷口選手。今回は谷口選手の陸上を始めたきっかけ、ワコールに入ってからのことや、暑い夏のトレーニングで普段心掛けていることについて聞いてみました!夏バテしやすいランナーの方や学生さんは何かヒントになることがあるかもしれません!
※こんな感じでインタビューしました
『それでは谷口さんよろしくお願いします。谷口さんは、いつ どんなきっかけで陸上を始めましたか?』
小学校4年生のとき、京都の大文字駅伝に出たくて、陸上部じゃなかったのですが、参加したのがきっかけです。その駅伝は3番まで本戦に出場できるレースで、結果は惜しくも4番だったのですが、楽しかったですね。
『陸上のどんなところが好きですか?』
一番は、自分が練習したら、した分だけ強くなれるし速くなれることですね。全て自分次第で結果が出ることが好きです。
『ワコールに入って身体など変わったことがありますか?』
身体に関しては足に筋が出て筋肉質になったと思います。少しムキッとしてきました。高校時代は筋肉がなく棒みたいに細いだけの足だったので...。ワコールに入って練習での走行距離が増えたこと、補強やウエイトトレーニングなどの練習を継続してきたからですね。あとはしっかり食事を食べていることも身体づくりに影響があると思います。好きなものばかりでなく、栄養バランスを考えて食べていると思います。ただ、夏になると食欲が落ちるので、そこは工夫しながらかなりゆっくり食べています。
『確かに、食事の時間はチーム内でも1番長く食堂で食べていますよね。ずっと食堂にいるような...。笑)』
はい。食堂にずっといます。笑)
食事は小さい頃からゆっくり食べるほうでした。早食いすると量が食べられなくて...。身体を作るためにはご飯(白米:炭水化物)を食べないといけないので、疲労や暑さでご飯が食べにくいときは、お茶漬けの素を入れてお湯をかけたり、ふりかけをかけたりして食べやすくしています。夏になると味の濃いものとか、かたまりの肉が喉を通らなくなるので、それは頑張って噛んで、飲み込んでいます。笑)
『いろんな工夫をしていますね!たしかに京都の夏は気温も湿度も高いですが...小さい頃から京都で過ごしている谷口さんは、夏場の練習をどのように工夫していますか?』
京都の夏は熱中症になりやすいので、高校時代は練習時間を日が落ちる17時過ぎのスタートにし、練習中も顧問の先生がこまめに給水を渡してくれました。他にも必ず帽子をかぶるとか、軽装で練習するように言われていました。そのおかげか熱中症で倒れたりしたこともなかったです。チームメイトでもいなかったと思います。
ワコールに入ってからは夕方ポイント練習がある日は、昼食後から練習が始まるまでの間にこまめに水分補給をして練習前に十分に身体に水分を入れておくようにしています。そして練習中も脱水にならないよう、こまめに給水を取るようにしています。主にアミノバリューを飲んでいますが、飲みやすいですね。
練習では20km以上走る時は、10~15分置きくらいに給水をとれるタイミングがあるので欠かさず飲んでいます。他にも走りながら頭などに水をかけると足が動きやすくなるし、気持ちもリセットできますね。そのタイミングで呼吸も整えようと意識しています。昨年から体温が上がらないよう氷を手のひらに握って走っているのですが、暑さの感じ方が少し和らぐ気がします。
『練習前も練習中もしっかり対策しているのですね。練習後はどうですか?』
練習後もしっかり水分補給をします。ただ、夕飯前に水分を取りすぎると食事が食べられないので、がぶ飲みはしないように気を付けています。練習後と食事中に分けて飲むと良いですね。食事中も500mlくらい飲んでいると思いますが、食事と一緒にゆっくり飲んでいます。
『食事では必ず汁物を出して水分量を増やしていましたが、それ以外にも飲料での水分補給がかなり多いですね!水分補給の他にも何かありますか?』
暑いと疲労がたまりやすいので、アイスバスで火照った身体を冷やす、交代浴、などをして疲労回復を早めるようにしています。冬もやることがありますが、夏は毎日行うようにしています。
『交代浴はどうやるのですか?』
交代浴の方法は15℃くらいの冷たい水風呂に1~2分浸かり、その後温かいお風呂に2分くらい浸かる、を3セット行います。交代浴をすると血流が良くなり、疲労回復を早く感じます。その後、気になるところはアイシングもします。ときどき練習で疲れすぎてできないときもありますが、1セットは必ずやるようにして、上がってからアイシングを念入りにします。時間もかかるし、大変な時もありますが、どんなに身体が重くても、翌日の練習が少しでも楽にできるようにしっかり準備したいと思ってやっています。
(※ 浴室に浴槽が2つない場合は、お湯⇒冷たいシャワー、を繰り返しても良いです。身体を温めることで血管が拡張し、冷やすことで血管が収縮するので血管のポンプ作用がアップします。その結果、全身への血流が良くなり、疲労回復につながると言われています。その他に、身体が熱いなと感じる時は、一度アイスバスで身体を冷やすとそれだけでも疲労が取れやすくなるそうです。練習後身体がずっと熱く、夜も寝られない場合はアイスバスもおすすめです。)
『それでは最後に今後の目標についても聞かせてください!』
ワコールにはマラソンで活躍する先輩がたくさんいるので、いつかは私も走りたいと思っています。(まだいつかはわからないですが)そのための課題は、走れる筋肉をつけるために、練習をしっかりする、それだけでなくご飯やたんぱく質など食事をしっかり食べることです。目標はまおさん(一山選手)のようなかっこいい足になりたいと思います。太さも筋肉量も私とは全然違うので、あんな足になりたいですね!
応援よろしくお願いします!
以上。谷口選手でした。
こんにちは。栄養士の澤野です。
スパークレポートは大変ご無沙汰しておりましたが、久しぶりに書かせて頂きます。
今年は全く想像していなかった夏になってしまい、不安な毎日が続いていますね。この先どうなるかもわからず、私自身、とても暗い気持ちで過ごしていました。
しかし、こんな中でも毎日必死にトレーニングに励んでいる選手を見ていると、今できることを全力でやる事の大切さに気付きました。自分の目標のために毎日汗をかいて走り続ける姿はとてもパワーがあり、元気をもらえます。
7月の終わりに監督から、「秋以降、予定通り試合があるかわからないけれど、この夏は例年通り万全の準備をしておこう、不安があれば一人で悩まずコミュニケーションを取りながら解決していこう」と話があり、こんな時だからこそ助け合いながら乗り切ることをチームとして目標に掲げています。将来2020年は大変だったけどみんなで頑張ったねと笑顔で言い合えるといいなと思っています。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、これから更新するスパークレポートは、いつも選手が更新するものとはちょっと内容を変えて、選手全員に、陸上を始めたきっかけや目標、ワコールに入ってから印象に残っている出来事や、身体づくりのことなどをインタビューし、まとめました。栄養士の私がインタビューしてまとめたので食事の情報が多くなるかもしれません...。
ぜひファンの皆さんに選手のことを知って頂きたいですし、選手の経験や持っている知識を陸上部の学生さんや、ランナーの方へお伝えし、役に立てて頂ければ幸いです。
更新は毎週木曜日、選手1名分ずつ更新する予定です!
お楽しみに!
【大事な大事な水分補給!】
梅雨に入り、京都はスッキリしない季節が続いていましたが、
最近は晴れの日も多く気温が30度近くなる日も増えてきました。
いよいよ本格的な夏の気配がしてきました。
夏になると怖いのが、
食欲が落ちたり、冷たいものを飲み過ぎたりして胃腸の調子が悪くなったり、
なんだか食事がのどを通らない日がある・・・ことです。
そのような状態が続くと、栄養が足りず、疲労が溜まり怪我をしたり、
貧血になってトレーニングをストップしないといけないなど、
長距離選手にとってはマイナスなことが起こりやすい季節です。
夏はなぜ他の季節と違い、そのようなことが起こるのでしょう、、、、
それは、、、
暑い!
からです!
・・・当たり前のことすぎる!?
と、思われるかもしれませんが、
人間の体は、成人で約60%が水分で出来ています。 半分以上が水分です。
ですので、暑くて汗をかき、脱水状態になると、
体内の水分バランスが崩れ、様々な障害が出てくるのです。
運動前に水分補給が足りていなかったり、運動中に水分補給が出来なければ
脱水状態が続き、やがて汗は出なくなり、体温はさらに上がります。
熱疲労や失神をおこし、悪い時には発熱したり、下痢や嘔吐をすることがあります。
【 熱中症 】という言葉を聞くと思いますが、脱水も大きな原因のひとつです。
そして血液にも関係があります。
血液は80%が水分でできているので、汗をかき脱水になると、血液が濃縮されてしまい、ドロドロになります。
血液の流れが悪くなると栄養素はもちろん、酸素を身体中に運ぶことは出来なくなってしまいます。
せっかく食べた食事の栄養素も、体の隅々まで運ぶことは出来なくなってしまいます。
また、汗は99%が水ですが、その他にも塩分やミネラルなどを多く含むので、
そのバランスが崩れると けいれんを起こすこともあります。
さらに、長距離選手にはとても大切な栄養素、【 鉄分 】も汗から出てしまうので、
汗をなるべく出さないような涼しい服装でトレーニングをすることも大切です。
汗から大切な栄養素を逃すのは もったいないことです!
それでは、脱水は汗をかいた後に水を一気に飲めば解決するのでしょうか?
失った分の水分を一気に飲むと 体液など、体の水分濃度がいきなり薄まるので、
身体はびっくりして逆に余分な水分を体外へ排出するので、身体への吸収が悪くなってしまいます。
ですので、こまめにとることが大切です。
1回で多くても200ml くらいずつが丁度良く、
一気に500ml のペットボトルを半分以上飲む! なんてことはしてはいけません。
また、水やお茶だけではなく、失った塩分やミネラルの入ったスポーツドリンクを
飲むようにすることもポイントです。
失った栄養素を全て補給はできませんが、水やお茶より回復が早くなることがあります。
チームでは走りながら補給できるように入れ物にも工夫しながら補給しています。
ここまで書いたように、
暑い夏、脱水には危険なことが多くありますが、
【 こまめに、日頃から水分を多めにとることによって、必ず暑さによるストレスに強くなります!】
運動中はもちろん、
起床時やシャワーやお風呂の前後、寝る前など
水分はいつも肌身離さず持つようにしてこまめに水分補給をしていくことが大切ですね。
先日ある選手が、
『実業団の長距離の試合は夕方涼しくなってから競技が始まることが多いけれど、
高校生の時は昼間でも暑さ関係なく試合は走ってたな~。』
と、言っていました。
たしかに、高校生の大会は暑い日中の競技時間が多いですが、
その暑い中でもベスト記録を狙って走っているな~と思い出しました。
もちろん暑さを甘く見てはいけないので、気温が高すぎる事には 十分注意しなければいけませんが、
暑いからしょうがない、走れない、食べられない、ではなくて、
暑さに慣れる為にどうすればいいか、
そして熱中症や熱疲労を防いだり、ならないよう日々身体をどう回復するかを考えて生活すると
この夏の過ごし方が変わるはずです!
パワーアップして秋を迎えられるように、栄養や水分補給の知識も選手に伝えながら
サポートしていきたいと思います。
合宿の食事メニューご紹介☆
こんにちは!
少し前になりますが、
私たちはゴールデンウィーク中、広島で合宿を行っていました。
とても良い練習環境の中、食事環境は今回は施設の大きな厨房をお借りして、
3食の食事を提供しました。
【こんなキッチンです】
スタッフも入れて16名の大人数だったのですが、
選手が盛り付け・皿洗い・片づけをみんなやってくれたので、大助かりでした。
1人では絶対にできなかったです。 選手のみんなありがとう!☆
児玉選手(通称:たまちゃん)しか映ってないですがみんな手伝ってくれました♪
寮やホテル、実家などでいつも当たり前に出ている食事は、
必ず誰かが準備に調理、片づけ、そしていつも清潔にする掃除をしているから美味しく食べられます。
食事も大切ですが、食事のまわりにあるものも大切に感じられるようになると、
より食べることを大切にできると思います。
そして食べることを大切にできることは、自分の体を大切にできる事にもつながるので、
自炊合宿の機会などから少しずついろんなことに気付いてほしいなぁ~と思いながら毎日を過ごしていました。
さて、そんな合宿中の食事は こんな感じでした☆
朝食
・ミックスサンド
・ひじきサンド
・ツナサンド
・サラダ
・プルーンの紅茶漬け
・野菜スープ
・グレープフルーツ
新メニューの鉄分たっぷりのひじきサンド!です。
京都には美味しいパン屋さんがたくさんあるのですが、その中のひとつのお店に売っていたので
これは選手の食事でも使えるのでは!?と、マネしてみました。
大豆入りのひじきの煮物を作って、
サンドイッチ用のパンにうす~くからしマヨネーズをぬって挟むだけの簡単メニュー!
☆ポイントはひじきに大豆を入れることと、からしマヨです!
気に入ってくれた選手もいましたが、大人気!ではなかったような、、、、^^;
☆昼食
・青梗菜と豚肉のパスタ
・にんじんスープ
・チキンライスおにぎり
・さつまいも
・コーンサラダ
・りんご
☆夕食
・ごはん
・味噌汁
・豚肉の甘辛煮
・アサリと海苔入りうの花
・もやしときゅうりのしょうが和え
・塩レバー
・甘夏 です。
試合前ということもあり、摂取エネルギー量は増やし過ぎないほうが良いので、
いつもの強化合宿より少ない食事量になりました。
この合宿で良い身体づくりやトレーニングが出来てきたので、
今月22日から ヤンマーフィールド長居で行われます『関西実業団陸上競技選手権大会』に向けて、
さらに調子を上げていきたいと思います。
お近くの方は是非 競技場での声援をどうぞ宜しくお願い致します☆
会場はこちらです http://www.nagai-park.jp/stadium2/index.html
チキンチキンごぼう
新年度が始まりました!
食事のレポートが止まっていましたので、
今期はスパークエンジェルスの食事や栄養の話をどんどん書いていきたいと思います。
さて、タイトルにあるメニューは昨日の夕食メニューです。
可愛い名前のこのメニュー 皆さん知っていますか?
夕食メニュー
・チキンチキンごぼう(左上)
・刻みこんぶの煮物
・アサリと菜の花の卵とじ
・ご飯
・豆腐のすまし汁
・果物 です。
【チキンチキンごぼう】は
スパーク新人の花田選手の地元、山口県の給食の人気メニューだそうです☆
※左:花田選手 右:児玉選手
花田選手以外は初めて食べたこのメニュー、
他の選手にも好評だったので、これは寮の定番メニューになりそうです!
レシピは下に載せますね。
過去には児玉選手のお家メニュー『カレーつけそうめん』なども登場しましたが、
選手の実家や地元のメニューも寮で出していきながら、
楽しく栄養を摂れるように工夫していきたいと思います。
これから気温が高くなる季節、食事をしっかり食べてバテない身体づくりをしていきます!
【 チキンチキンごぼう レシピ 】 (2人分)
・鶏もも肉(皮なし) 200g
・塩・こしょう ひとつまみ
・ごぼう 100g
・ピーマン 2個
・片栗粉 適量
・揚げ油
◎タレ
・酒 小さじ1
・みりん 小さじ1
・しょうゆ 大さじ1
・砂糖 大さじ2
付け合せ:レタス・トマトなど
作り方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①鶏肉は一口大に切って塩コショウ、片栗粉をつけて揚げる。
②ごぼうは斜め薄切りして水にさらす。
水気をよく切り、片栗粉をまぶして揚げる。
③ピーマンを食べやすい大きさに切り、素揚げする。
④◎タレの材料を全て合わせて煮立たせる。
⑤揚げた鶏肉・ごぼう・ピーマンをタレに絡めてできあがり!
鶏もも肉は皮付きでもOKですが皮を取ることで、脂肪をカットできます。
片栗粉は沢山つけるとその分揚げ油を吸収するので、薄くつけるのがポイントです。
【五島合宿】
こんにちは!
私たちは長崎県の五島市にて合宿を行っています!
この五島での合宿ももう4年目になりますが、
素晴らしい練習環境の中で五島の皆様の温かい声援を頂きながら、
毎日トレーニングを積んでいます!
先日福岡県宗像市で行われた【実業団女子駅伝 西日本大会】では、
12月に仙台で行われる全国大会への切符を掴んだので、
一息つく間もなく次の駅伝に向けて全員が集中しています!
気温も低く、寒くなってきたので風邪の予防もしながら、
トレーニングに必要な栄養補給を行う今の時期は、
1年間の中でも特に食事には気をつけたいです。
体調を整える【ビタミン】を取るために野菜やフルーツをきちんと食べること、
トレーニング量が増え消費するエネルギー量も増える上に、
緊張や不安などのストレスも多くなるので、エネルギーが不足しないよう
白米も肉も魚も、3食の食事をしっかりと摂り、栄養素の質を上げていく必要があります。
リラックスするための時間ももちろん大切ですが、
集中すべき時間とメリハリをつけること。
いつも【我慢】しているものが多い選手ですが、更なる【我慢】が心も体も強くする時期なので、
全日本駅伝まであと40日を大切に過ごしていきたいと思います。
今回の五島合宿では練習量も多いので、食事量も多かった日もありましたが、
みんなでしっかり食べていました!
ホテルで出して頂いた食事はこんな感じです。
ホテルの方にも毎日美味しい食事を用意して頂いて感謝です!
これから京都に戻り、また合宿になりますが
選手、スタッフみんなで心を一つに頑張っていきたいと思います!
夏の強化合宿も残り10日
9月もあっという間に過ぎて、、2か月弱の強化合宿も残り10日となりました。
これから10月の試合に向けて徐々に調子を上げていきます。
そして先日1か月間ペースメーカーをしてくれたケビン選手とも最後の練習を終えて、
福士選手はベルリンへ出発し、残りの選手はここボルダーで合宿の締めの練習期間に入りました。
そして練習パートナーのケビン選手はケニアへ帰ってしまうので一度お別れです。
食事も最後はうまく箸を使えるようになって、、、♪
また、日本で、世界のどこかで再会できると良いなと思います。
合宿後半は疲労もあって食欲が落ちたり、消化機能が低下したり、、、ということもあるので、
食べやすいメニューにも心がけています。
雑炊のようなご飯(汁+お米)だと喉を通りやすいと選手からの要望もあり、
クッパ、鶏飯(けいはん)などのメニューが多いです。
他にも練習後、練習前でもこんなメニューが食べやすい、こんな味付けだと良い!という意見をいろいろもらいます。
全部の要望には応えられませんが、帯同しているときはできるだけ応えるようにしています。
しかし、外国や国内でもホテルによっては難しいときもあるので、
自分はどうやったら食事を食べやすいか知っていることはとても重要です。
どうしても白飯がのどを通らないときはお湯をかけてでも食べる選手もいます。
そういう選手はバテずに走り続けることができるので食欲が落ちやすい選手は食べ方も工夫したいですね。
合宿で提供した20km走った後の昼食メニューはこちら
・けんちんスープライス
・切干大根とひき肉の煮物
・あんこ餅
・パイナップル です。
(チームにあんこ好きのスタッフや選手が多いので餡子メニューは多いですね・・・)
そしてスープライスの中に入ってる緑の野菜はこちら
【Bok choy】という青梗菜のような白菜のような野菜です。
ホテルのオーナーの畑からとれたての新鮮野菜を頂きました!
右上に写っているのはイタリアンパセリ。こちらも貰いました。
一度では食べ切れない量だったので夕飯にも登場!
・Bok choyと春雨の中華スープ
・チキンの丸焼き(もち米いり)イタリアンパセリ添え
・レバーケチャップ
・エビの生春巻き
・さつま芋のオーブン焼き
・きゅうりのゆかり和え
・ぶどう です。
いつも応援してくれるホテルのオーナーの愛情もいっぱい入っているから!?
Bok choyはとても美味しかったです。
いろんな方に応援して頂いていることに感謝しながら
これからもがんばっていきたいと思います!
マラソン練習メニュー
9月に入り、ここボルダーは急に涼しくなりました!
秋を通りこして冬のように冷え込む日もありますが、みんな元気に過ごしています。
夏の強化合宿も半分折り返し、
いよいよ10月からの秋のシーズンが近づいてきますが
福士選手は今月行われるベルリンマラソンに向けてのトレーニングを行っています。
今回は練習パートナーとして、ケニアのケビン選手にペースメーカーをお願いしています。
福士選手もチームとしても海外の選手にペースメーカーをお願いするのは初めてですが、
トラック練習も、ロードでの練習も一緒に行う中、
英語でコミュニケーションをとりながら、いつもと違う雰囲気で、しっかりとトレーニングを消化しています。
※トラック練習でみんなで体操中!
※ロードでのトレーニング
また、昼食も一緒にとる日があるので、
お箸の使い方を教えてあげたり、わらび餅やわさびなど日本の料理を一緒に食べています。
大学芋や肉豆腐など少し甘い味付けの料理が気に入ったようでした☆
また、ケニアの選手の食事なども話を聞けてとても勉強になりました。
これからもケビン選手と一緒にベルリンマラソンに向けて頑張っていきたいと思います!
そしてマラソン練習といえば、練習量が多い分、食事もたくさん食べるよう心がけています。
40km以上の長い距離を走る前はこんなメニューを。
前日からしっかりと炭水化物をとり、エネルギー切れを防ぎます。
ごはんは2杯くらい、他にも炭水化物を捕食でとっています。
また、走り終わった直後は内臓疲労もあるので、消化が良く、食べやすいものにします。
麺類や雑炊などを出すことが多いです。こんなメニューです。
この日のメニューは、
・レモンうどん
・鶏肉のスープ煮
・あんこもち
・オレンジ
もちろん、その日のうちにしっかりと水分やタンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルも補給して
身体を回復、強化しています。
練習も食事もしっかり考えながら残りの日数を過ごしていきたいと思います!
北海道合宿メンバーもボルダー合宿メンバーも引き続き
しっかり食べてしっかり練習していきます☆
栄養士からボルダー合宿レポートです♫
夏と言えば合宿!
と、いうことで今年もチームは北海道とアメリカに分かれて強化合宿を行っています。
私はアメリカに帯同し、毎日食事を作っています。
アメリカのキッチンはとても大きいので使い勝手が良くて♪
約2か月、今年も新しいメニューに挑戦しながらみんなの身体づくりをサポートしていきます。
こちらの気候はもうすっかり秋めいていて、
朝晩は寒いくらい、日中も日差しはありますが、風はさわやかです。
筋力トレーニングもホテルの外で行ったりしています。
トレーニングだけに集中できる環境にいれることに感謝し、
毎日を過ごしていこうと思います!
食べやすい夏メニュー♪
毎日暑い日が続くので、食べやすいメニューはないかな、、、と頭を悩ませています。
もちろんアスリートにとって食べることもトレーニングなので、
『食欲がなくて、ゼリーしか喉を通りません・・・・』
なんて弱いことを言っている選手は強くはなれませんが・・・。
栄養士としては少しでも食べやすいメニューを工夫したいと考えています。
そんなときに現れた救世主!
児玉選手のリクエストメニュー!
【カレーつけそうめん】です。
つるつるのど越し良く食べることができて、とても好評でした!
厨房スタッフの方も初めて! と言いながら作ってくださいましたが、
児玉さんの実家ではよく登場するメニューだそうで、自分でも作れるそうです♪
そうめんはヘルシーになりすぎてしまいますが、
これならしっかりエネルギーを補給できますね!
夏野菜を添える予定が、かぼちゃを入れ忘れてしまったので
次回は必ず沢山入れようと思います!
今日から長い夏合宿がスタートしますが、
秋の駅伝シーズンに向けて1日1日を大切に過ごしていきたいと思います。
日本スポーツ栄養学会に行ってきました!
こんにちは!
今週末、京都は梅雨明けも発表され、暑い暑い暑い日々が続いています!
さて、私は先日東京で開催された スポーツ栄養学会に参加してきました!
今年が第1回大会ということもあり、日本中、世界中から多くの方が出席していました。
ジュニアや地域スポーツ、大学生の栄養サポートから
プロアスリート、オリンピック選手の栄養管理をされている方まで
さまざまな分野の方の研究発表を聞くことができました。
また、スポーツ現場での悩みや問題、その解決方法なども沢山の方と意見交換できて、
選手をサポートする視野も知識も広がったと思います。
いくつになってもいろんな方の意見を素直に聞き入れ
自分の仕事に生かしていくことが大切だと感じました。
その他に学んできたことは選手にこれから栄養教育をしていきます。
トレーニングと同じくらい栄養補給は大切だということを わかっているようでわかっていない選手は
早く意識を変えたほうが強く成長できます。
選手が自分で気づいて自分で変われるようなサポートを目指していきたいです。
まだまだこれから夏合宿も続くので、選手と共に頑張っていこうと思います!
7月の寮のメニューをご紹介♪
蒸し暑い梅雨がやってきました!
京都では最近青空を見ていないですが、
そんなもやっとした天気を吹き飛ばすようなメニューはないかな、、、
と、いうことで、先日21歳になった森選手が誕生日にリクエストしてくれたランチメニューを紹介します!
・イカスミパスタ
・エビとマッシュルームのアヒージョ フランスパン添え
・豆腐と海草のサラダ
・メロン です!
森選手の昨年のリクエストはアサイーボウルだったので、
いつもおしゃれなメニューをリクエストありがとう!
みんなで頂きました!
〇田選手お気に入りのタイガー君も美味しく食べている・・・!?ようです。
他にも七夕にはそうめんと鉄火丼のメニューも提供しました。
※ランチのメロンも七夕の桃も差し入れで頂きました! ありがとうございました!
これからも楽しいイベントメニューも取り入れながら栄養補給をしていきたいと思います!
今回はアメリカでの食事です!
こんにちは!
今回はアメリカでの合宿報告です!
6月は、1か月間アメリカのボルダーでの合宿をしてきました!
ここは湿度が低く、朝日陰に洗濯物を干してもお昼には乾いてしまうくらい、
空気がさわやかです!
暑すぎず、寒すぎず、良い環境の中トレーニングができました!
最近のスパークレポートでは水分補給の話が続いていますが、
ボルダーは特に乾燥してるので水分補給は日本にいるときよりも気を付けています!
散歩するだけでもきちんと水をリュックに入れて、肌身離さず水分を持っていました。
また、トレーニングで長い距離を走ると、練習前後で体重が2kg近く減ることもあり、それはほとんど水分の重さです。
練習後の水分補給は体重が戻るくらいきちんと補給しないといけないですね!
ただし、氷を入れて冷たすぎる飲料を飲むのはNGです!
もちろん少しはOKですが
冷たいものを一気に飲みすぎるとその時は気持ちがいいですが、
飲み過ぎて身体を冷やしお腹を下したり、胃腸の動きが悪くなって食欲が落ちてしまうこともあります!
考えて飲まないといけません。
そして、ボルダーでの食事もしっかりと水分を体内に溜め込み、
ハードなトレーニングで壊れた筋肉を回復させるような食事を作ってきました!
少しだけご紹介します!
・朝食です
・ご飯(写真を忘れてました・・・)
・味噌汁
・目玉焼き
・鶏肉の黒胡椒炒め
・切干大根
・かぼちゃの甘煮
・オクラと湯葉のお浸し
・トマト(サラダ)
・ぶどう です。
早朝練習の運動量が多い時は、朝からしっかり食べます。
・昼食です
・ベーコンときのこの和風おろしパスタ
・エビピラフ
・セロリのマリネ
・サラダ
・コンソメスープ
・パイナップ です。
パスタとピラフのお米は大切な炭水化物です。しっかり食べます!
ある選手はこれにパンもつけてさらに炭水化物を増やし、食べていました!
・夕食です
・うなちらし
・すまし汁
・豚ヒレ肉のソテー たまねぎソース
・レンコン入りきんぴらごぼう
・大根の梅しそ和え
・さくらんぼ
夜は脂質を控えめに、タンパク質やビタミンを多く取り入れます。
うなぎ、豚肉に多く含まれる疲労回復に効果的なビタミンB群も多く取り入れています。
食事をしっかりとる習慣、水分をこまめにとる習慣を日本に帰っても変えずに
この夏を元気に乗り越えていきたいと思います。
6月のメニューです♪
こんにちは!
じめじめした梅雨に入りましたね!
夜も暑くてに寝苦しくて、、、、
京都も過ごしにくい毎日が始まりました。
黒田選手のスパークレポートでみんなしっかり飲んでいる写真がありましたが、
この時期大切なのは水分補給です。
昨年もこの時期に同じようなことを書きましたが
喉が乾いた時にはもう脱水状態なので、
こまめに水を飲むように工夫して生活をしていきたいですね。
食事以外でも起床時、仕事中、練習前、練習後、就寝前などです。
また、1日の尿の回数が少なくなっていないですか?
そういえば、、、最近トイレに行く回数が減ってきたな、、、と感じているなら
それも脱水状態の危険があります。
毎日自分の体のリズムもよく観察して、
脱水からの熱中症や夏バテにならないように気を付けていきましょう。
また、水分以外でも食事でしっかり炭水化物をとることで、体内にしっかりと水分をため込んでくれます。
ある日の昼食のメニューです♪
・鶏つくね丼(温泉卵のせ)
・豆腐のすまし汁
・長芋のなめたけかけ
・レバーの生姜煮
・スイカ
この日は水分も炭水化物も多いご飯や糖質の多い長芋を使ったメニューでした。
大切な炭水化物はしっかり残さず!!!!
アスリートにはタンパク質が大切と言われていますが、
運動量が多く、汗の量も多い長距離選手はタンパク質だけとっていても栄養素のバランスが崩れてしまいます。
炭水化物の重要性をしっかりと学んで、
これから本格的になる夏のトレーニングにつなげていきましょう!
暑い中外で運動される方もぜひしっかり炭水化物を食べてくださいね!
栄養士から、アルバカーキ合宿の報告です♪
こんにちは!
お久しぶりです ^^
前回から少し間があいてしまいましたが、
今年度初の栄養士・澤野からのスパークレポートです!
新年度の初めは黒田選手の参加した日本陸連のアルバカーキ合宿に帯同してきました!
アルバカーキはアメリカ、ニューメキシコ州最大の都市で、
標高が高く雨がほとんど降らないため、トレーニング環境としてはとても良いそうです!
日本は桜や新緑の季節でしたが、写真のような緑の少ない景色の中で1か月生活してきました。
日本陸連の合宿は、他の実業団の選手、スタッフの方が集まって一緒に生活をするので、
チームの合宿とはまた違う刺激をうけ勉強をさせて頂きました。
食事の量や食べるタイミング、練習やコンディショニングの仕方もチームや個人によって違うことにびっくりしましたが、
方法が違うだけで【速く走る】という目標は一緒でしたし、
行動の目的と意味をしっかり理解している選手が強くなるんだなと実感しました。
私は毎日キッチンにこもりっきりでトレーニングの様子はなかなか見れなかったですが、
練習以外でも真剣に陸上に向き合う姿はとてもかっこよかったです。
アルバカーキ合宿で出した昼食の写真です!
アップダウンの激しいコースでのトレーニングの後、気温が高い日はなかなかのどを通らないこともありましたが、
食事も頑張って食べていました。
一生懸命な姿はみんなキラキラ輝いていましたね☆
そして4月末に約1か月の合宿を終えて京都に帰ってきました。
アルバカーキで一緒に生活していた選手は大好きですが、寮でみんなの顔を見てなんだかホッとしました。
やっぱりチームのみんなでいると心が落ち着きます♪
今回の合宿で学んだことをこれからに生かしていきたいと思います!
スパークエンジェルスでもキラキラ輝く姿がたくさん見れますように!
暑い夏に向けて頑張っていきましょう☆
澤野でした!
宮崎合宿 栄養士からのレポートです
こんにちは。
前回 右田選手のスパークレポートにも書いてありましたが、
チームは現在、国内・海外・京都と分かれて練習を行っています。
私が帯同している宮崎合宿の練習は長い距離を走ることが多いので、
激しい練習での身体の疲労を回復しながら、筋力を作る為の食事を心がけて作っています。
そんな宮崎合宿の食事を少し紹介します☆
◎朝食
・ごはん
・みそ汁
・目玉焼き
・さつま芋の甘煮
・おもちの肉巻き
・ほうれん草のお浸し
・いちごと金柑
◎昼食
・たらこクリームパスタ
・ツナサンドバーガー
・クリームチーズサンドパン
・サラダ
・コンソメスープ
・日向夏
◎夕食
・新しょうがのごはん
・みそ汁
・おからハンバーグ
・豚ロースの味噌漬け焼き
・パプリカとシイタケのハーブ炒め
・塩レバー
・でこぽん です。
1日に40㎞以上走る日が続くと、タンパク質だけではなく、炭水化物など糖質もしっかり補給します。
不足しやすい糖質を補給するために、朝から甘いフレンチトーストにする日もあります!
・フレンチトースト
・ボイルウインナー
・セロリのスープ
・くるみ入りサラダ
・パンの耳ラスク(フレンチトーストの食パンの耳で)
・かぼちゃのサラダ
・グレープフルーツ です。
少人数の合宿なので、食事もみんなリラックスして食べています。
目標とするレースに向けて1日1日を大切に過ごしていきたいと思います☆
【恵方巻き】
本日は節分!
節分は毎年寒い日になるような気がしますが、
今年の京都は数日前から春のような暖かい日が続いています。
節分にちなんで寮ではお昼に恵方巻きを食べました!
恵方を向いて、
無言で食べる!!!
と、いうことでみんな静かに食べきりました!
ちょっとしたトラブルはありましたが(笑)
今年も福がたくさん舞い降りてくるでしょう☆
恵方巻きは太巻きを切らずに丸かぶりすることで、
『縁を切らない』
という意味もあるそうです。
たくさんの良い縁をたいせつにして、
これからも頑張っていきましょう♪
2014年になりました。
本年もスパークエンジェルスを宜しくお願い致します。
川西選手がレポートを書いていましたが、
今年も宮崎でチーム全員で新しい年を迎えました。
年があけて2週間のうちにレースや都道府県女子駅伝などの試合が行われ、
あっという間に時間が過ぎていきます。
陸上長距離は、良くも悪くもオフシーズンがないので、
選手自身がきちんとリズムを作っていかなければいけないのが難しいところです。
スタッフも大きな試合が終わって一息つく、、、間もなくまた次の試合があるので、
選手と一緒に頑張っていきたいと思います。
さて、宮崎での年末年始の合宿ではチームに帯同し、食事を作りました。
今回は吉澤マネージャーに盛り付けを手伝ってもらったり、
出身大学で腕を磨いた特製カレーも作ってもらいました☆
(写真を撮り忘れてしまいましたが、、、)
みんなしっかり食べてしっかり練習してくれると、作るほうもさらに気合いが入ります。
今回の合宿での食事を少しご紹介します☆
☆昼食
・開花丼
・鶏肉の胡麻照り焼き
・大豆もやし(宮崎では【おやし】と言うそうです)のナムル
・大根の味噌汁
☆夕食
・ごはん
・豚汁
・鯖の味噌煮
・牛焼肉
・レバーのケチャップ和え
・きゅうりとねぎのチョレギサラダ
・かぼちゃの煮物
・大豆の煮物
・ごはん
・豆乳味噌スープ
・ハンバーグ
・ピーマンのソテー
・トマトのお浸し
・豚肉と大根の煮物
です。
写真には写っていませんが、すべての食事に果物がつきます。
1日約3000kcalの食事をみんなしっかり食べてくれました。
この調子でこれからも沢山食べて、今年は強い心と身体を作っていきたいと思います。
クイーンズ駅伝まであと4日!
こんにちは!栄養士の澤野です。
選手は先日熊本、阿蘇での強化合宿を終え、京都に帰ってきました。
いよいよ今週末はクイーンズ駅伝です!
京都での練習もあとわずか、、、、あと数日で仙台に入ります。
練習が終わった後は、差し入れで頂いた、美味しい鰻を食べて、
疲労回復をし、スタミナを回復して、
後は本番に向けて調子を整えていこうと思います!
また、今回の駅伝は応援合戦というものがあり、
強化合宿中で選手が京都にいない時も社員の皆さんが
京都からチームを盛り上げてくださいました!
http://www.tbs.co.jp/ekiden/video/index-j.html?no=team-4
↑☆応援合戦動画はこちらです!↑
お忙しい中にも関わらず多くの方が集まってくださり感動しました。
当日も全国からワコールの社員、関係者、ファンの方が大勢仙台に集まってくださいます。
皆さんのパワーをもらい、選手は襷をつなぎます!
美しく強い走りをお見せできるよう、
そして、駅伝を通して、皆様に少しでも元気をお届けできるように
チーム一丸となって頑張りますので、
テレビや、沿道などでのご声援宜しくお願い致します!
【新米の季節】
先日の実業団女子駅伝西日本大会ではたくさんの方の応援
本当にありがとうございました!
おかげさまで無事に全日本大会への切符を手に入れることができましたが、
次の駅伝ではもっと強くて美しいワコールをお見せできるよう、
選手とスタッフ全員が一丸となって強く変わりたいと思いますので、
引き続き応援よろしくお願い致します。
さて、食事の話になりますが、
新米の美味しい季節になりましたね。
寮には全国各地から差し入れを頂くのですが、
先日は選手の実家から新米が届きました。
秋田と滋賀のお米です☆
玄米で頂いたお米もあったので、
お米にも厳しい新潟出身の三原コーチが寮の近所で精米してくれました。
精米機に1粒も残さないように丁寧にお米を入れていました。
やはり新米は水分量が多く、とても美味しいですね。
選手も美味しい~!と食べていました☆
沢山のお米ありがとうございました!
激しいトレーニングでは【ご飯】(炭水化物)が一番のエネルギー源となるので、
選手には意識して摂ってほしい食材です。
アスリートは筋肉を作るためにタンパク質が一番大切!という言葉をよく聞きますが、
エネルギーが不足するとせっかく摂ったタンパク質もエネルギーに代謝され、
筋肉になりにくくなります。
炭水化物はお米のほかにパンやパスタなどもありますが、
脂質が少ないお米が陸上部の身体に1番合っていますね。
『和食』が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に、
新たに加わるというニュースもありましたが、
お米を中心とした和食は、世界のアスリート食でも注目されています。
美味しいお米をしっかり食べて
12月の駅伝に向けて身体を作っていきたいと思います☆
【新メニュー作り】
10月になり、京都もすっかり秋めいてきました。
9月のトラックレースも終わり、
いよいよ駅伝に向けてチームは準備を進めていきます。
チームは毎年お世話になっている阿蘇へ合宿に入りました。
私はホテルの方と食事の調整をし、京都に残ってチームをサポートします。
選手から写真を送ってもらった食事の栄養計算をしたり、
トレーナーさんと選手の状況を確認しながら
食事の調整の為に選手とメールや電話はしているのですが、
いつも寮の食堂でみんなでご飯を食べていたので
顔を見ないと少し寂しいですね。笑
また元気に京都に戻ってきたときの為に、新しいメニューを考えよう!と
最近はレシピ本をひっぱり出して試作をしています。
この中には選手からもらった本もあります☆
簡単にできる料理雑誌からアスリート用のレシピ本までいろんな本がありますが、
料理は奥が深いですね!
同じ料理でも本によって具材も調味料も全然違うので、勉強になります。
他の栄養士さんがどうやってレシピを決めているかわかりませんが、
私はなんでも参考にして、
厨房のスタッフのアドバイスや選手の好みも聞きながら
チーム独自のレシピを作っていきます。
料理が決まっても献立にして1週間のメニューを立てると、
毎日同じ食材が出てきたりして選手に注意されることも、、、、
いつも教えてくれてありがとう。(反省)
まだまだみんなが満足してくれる食事にはならないので、
選手が合宿で頑張ってる間、私もしっかり成長しておきたいと思います!
キャラ弁♪
こんにちは。
先週末に埼玉で行われた全日本実業団選手権に向けて、選手が出発する日に、
食堂のみんなでお弁当を作りました。
夏合宿が終わり、最初の試合となるこの大会は、選手にとってとても緊張するものなので、
少しでもリラックスしてくれるといいなあと思い、こんなお弁当が出来上がりました!
キャラ弁!です。
見た目ももちろんですが、栄養バランスも良いメニューを考えました。
食堂でいつも食事を作ってくれる皆さんは
選手が怪我をしたり、調子が上がらなくて元気がない時も、
いつも食堂の厨房から見守っていてくれています。
なかなか試合を生で応援することができないので、良い結果の報告と共に、
選手が元気に笑顔で寮に帰ってくることが一番うれしいと思うので、
食堂の皆さんの為にも頑張っていきたいですね。
涼しくなってきたので、
体調管理にも気を付けながら毎日を過ごしていきたいと思います。
「アメリカのさつまいも」
夏合宿も折り返し、残り半分を切りました。
疲労も溜まってきたところですが、
これからも練習量、質、共に上げていくので、
選手のみんなはここからが踏ん張りどころです!
選手の疲労がとれ、トレーニングで破壊された筋肉を修復できるよう
私もしっかり栄養満点の食事を作ろうと思います!
今回はアメリカのちょっと変わった【さつまいも】を紹介します☆
見た目は日本のさつまいもとあまりかわりません。
しかし、中を見てみると~
とても鮮やかなオレンジ色です。
日本のさつまいもより水分が多くて、しっとりしています。
アルミホイルで巻いてオーブンで時間をかけてじっくり焼くと、
砂糖を入れなくてもお菓子のスイートポテトのように甘くなります!
そんなさつまいもを添えたメニューをご紹介します☆
【豚肉の味噌漬け】
・ごはん
・わかめスープ
・豚肉の味噌漬け焼き
・鶏肉の香草パン粉焼き
・ブロッコリーとマイタケの胡麻和え
◎さつまいものオーブン焼き
・豆サラダ
・オレンジ
【豚肉の角煮】
・ごはん
・すまし汁
・豚肩肉の角煮(ばら肉は脂が多いので肩ロースを煮ました。)
・ささみときゅうりのさっぱり和え
◎さつまいものオレンジ煮
・茄子の煮びたし
・マンゴー
こんな感じで、身体や脳のエネルギー源となる、糖質を多く含んだ
さつまいもを取り入れています。
毎日たくさん食べながら、残りの合宿を乗り切っていきます!
高地トレーニングを澤野がご報告します!
こんにちは!
ボルダーでの合宿もあっという間に2週間を過ぎました。
時差ボケや、高地特有の体調の変化もやっと落ち着き、
トレーニングが本格的になってきました。
ボルダーでは、
トラックでの練習もありますが、
標高2500mくらいの山道でのトレーニングも多いです。
普段トレーニングをしていない人(私)では少し走っただけで息が上がる、
酸素の少ない場所です。
1回目の練習はかなり辛い表情の選手もいましたが、
2回目は全員がきちんと余裕を持って走れ、
少しずつこの合宿の成果が表れてきています。
3回目以降も階数を重ねるごとにレベルアップしていたいですね。
先日福士選手が世界陸上で銅メダルを獲得し、
スパークエンジェルスの夏に良い流れが出来ました☆
この良い流れ、リズムに乗って、全員が良い夏になりますように!
ボルダーでもしっかり食べてしっかり動いて、力を付けたいと思います☆
ボルダー合宿スタート
こんにちは!
8月になりました!
陸上部は7月末からアメリカのボルダーと、
北海道に分かれて9月中旬までの長い強化合宿が始まりました。
モスクワ世界陸上に向かっている福士選手も入れると
チームは3つの場所に分かれてはいますが、
夏の試合、秋のトラック、駅伝シーズンに向けて、
勝負の夏になるのはみんな同じです。
良い夏になるように毎日大切に過ごしていきたいです!
さて、私はボルダーでの食事作りもスタートしました。
こちらが約50日お世話になるキッチン☆
朝食ではベーグルを出したりしてアメリカらしい?
食事もしています。
また、コーチと一緒に日本食材が売ってるスーパーにも買い出しに行きました!
鰻やかぼちゃ、オクラなどは近くのスーパーにはないです。
この日の昼食は日本食材ばかり!
こちらは夕食。
トルティーヤを巻いたり、大きな牛肉を煮込んだり。
アメリカは赤身肉が多くて良いですね。
今年でボルダー合宿も2年目になるので、
去年よりもおいしくて栄養価の高いご飯を作ろうと思います!
しばらくはボルダーからスパークレポートをお送りします!
スポーツ栄養研究会に行ってきました。
梅雨が明け、夏がやってきましたね!
京都も毎日びっくりするくらい高い気温ですが、
チームは現在、暑い京都を離れ、合宿中です。
今回の合宿では宿泊ホテルに食事をお任せしているので、私は京都に残り、
これからの夏合宿に向けての準備をしています。
そんな中、神奈川県で行われた スポーツ栄養研究会にも参加してきました。
3日間でしたが、いろんな方のお話や研究発表から多くのことを学べたとても良い時間でした。
スポーツ栄養研究会では陸上だけではなく、いろんなスポーツの分野でのお話が聞けるので、
とても興味深かったです。
珍しい競技としては、フェンシングについて詳しくなりました!
(これが陸上で生かせるのかどうかはわかりませんが何か共通点があるかも!?)
そして、今回の研究会で一番大切だと感じたのは、
食事だけではなく、サプリメントや練習中に使う飲料水、病院で処方された薬など、
アスリートとして口に入れるものは、
きちんと自分で考え、自分で選ぶことができなれければいけないということです。
ドーピングの問題もあるので、安全なものを自分で選ばないといけない。
【アスリートにとって食事は大切!】と、よく言いますが、
何が大切なのか?どういう効果があるのか?ということがきちんと理解できているのかな?
テレビで言っていた事、雑誌に載っていること、
本当にそれがアスリートにとって正しい情報なのか、
1人1人 自分の頭で考えることが出来ているかどうか考えさせられました。
チームのみんなは考えているのかな?
基本的なことだからこそあまり考えることがなく、
できる人も、できない部分がある人もまだいると思うので、
きちんと全員が自分の頭で考え理解でき、そして行動ができるよう、
私もサポートしていきたいと思います。
みなさま、本当に暑い日が続きますので、
水分補給にバランスの良い食事、睡眠をしっかりとって、
健康で楽しい夏をお過ごしくださいませー!
夏の風邪に気を付けましょう☆
毎日 じめじめ暑い日が続いていたと思ったら気温が下がる日もあり、
体調管理が難しい季節になりました。
夜も暑くて眠りにくい日もありますが、
窓を開けて寝ると、
夜の間に気づかずに冷えてしまい、風邪を引くこともあります。
エアコンのタイマーを上手く使って、
窓は閉めて(開ける時も少しだけ開けるようにして)寝るほうが良いそうです。
職場もエアコンで乾燥しているので、
手洗いとうがいも忘れてはいけないですね。
『「夏は冬より体が冷えないし、風邪も引かないだろう!』と油断しやすいので、
体調管理をしっかりして これからのトラックレースや
夏合宿を頑張っていこうと思います☆
さて、食堂のメニューでは
先日『アサイーボウル』を出しました。
アサイーはポリフェノールや鉄分が豊富!ということと、
いろんなテレビや雑誌でも紹介されているのを見て?
森選手がリクエストしてくれました♪
アサイーとフルーツ、ヨーグルトを混ぜてピューレ状にし、
その上にさらにフルーツとグラノーラのせた朝食です。
※この他にもサラダやパンがついています。
来週からはいよいよ北海道でのレース、北海道や海外での合宿が始まります。
夏から秋に向けての目標を達成できるように集中して頑張ります☆
エチオピアのインジェラ料理の続きです
こんにちは。
毎日暑い日が続いていますが、
今日は台風が近づいていることもあり? 少し涼しくなっています。
さて、ご報告が遅くなりましたが、
3月のスパークレポートでエチオピアの【インジェラ】を使用した
料理を試作していましたが、覚えていらっしゃいますか?
こちらがインジェラです。
先日(と、いっても1か月くらい前ですが・・・)寮でも出してみました。
左下のパンと一緒の小さい器がインジェラを使った料理です。
この日のメニューは
・インジェラのピリ辛トマト煮
・牛肉と茄子のカレー (雑穀米)
・オニオンスープ
・ゆで卵とホウレンソウのサラダ
・オレンジ
です。
本場のインジェラを食べたことのある髙藤選手の感想は
『エチオピアのはもっと辛くて、インジェラも もっと固いです!』
とのこと...
乾燥インジェラは生とは違い水で戻したら柔らかくなるようです。。
辛さも控えめにしたので、
他の選手からは『食べやすかった』『美味しかった』という意見もあったので、よかったかな・・・?
今、エチオピアで合宿している選手もいるので、
帰ってきたら味についてまた聞いてみようと思います。
今後もいろんな国で試合や合宿などが行われるので、
私も世界の料理をもっと勉強しなければいけないなと感じています。
水分補給について
梅雨に入りじめじめした毎日が続いていますね。
京都も毎日気温が上がり、湿度も高く過ごしにくい日が続いています。
こんな季節に気をつけることと言えば水分補給!ですね。
今回は水分補給についてのお話です☆
気温の高くなるにつれ、熱中症の危険が高まります。
きちんと予防するために、
練習前、練習中、練習後にはしっかり水分補給をします。
「のどが渇いた~」と思ったときにはもう脱水状態。 遅いのです。
のどの渇きを感じる前に こまめに飲むことが大切なんです!
あとはできるだけ涼しい服装でトレーニングを始めることも大切。
必要以上に体温を上げないようにすることもポイントです。
チームはこの3つの給水セットで練習を乗り切っています。
①給水ボトル大
(ここには氷を入れて飲料を冷やしています。練習前後に飲む用です)
※少し冷たいほうが水分の吸収が良くなります。
②ミニ給水ボトル
(走りながら水を補給するためのものです。小さくて軽いボトルです)
③バケツの氷水&スポンジ
(熱くなった身体に水をかけて体温を下げます)
そして、最後になりましたが、熱中症にならないためには、
普段から食事をしっかりとり身体に水分を溜めておくこと、
そして睡眠をきちんととることも大切です。
まだまだ暑くなる夏、乗り切るためにも
きちんとした対策をしていきましょう☆
ボルダー合宿の食事です
こんにちは!
今、アメリカのボルダーで合宿を行っています!
先月に合宿をしたときは雪が降り、最高気温がマイナスになる日が多かったのですが、
今回は気温があがり、ボルダーらしい日差しになってきました☆
今日は、前回に雪が積もって走れなかった、標高2400mのマグノリアロードでの練習でした!
まだ標高の高いところは気温が低かったですが、集中して良い練習ができました。
さて、今回の食事ですが、
アメリカでは薄切り肉が売っていないため、かたまり肉を調理しなければいけません...。
練習後など疲労が溜まっていると、
肉が固いものは食べにくいので、できるだけやわらかく仕上げること心がけています。
ヘルシーな鶏ムネ肉はパサパサしやすいので、塩と砂糖でもんでから
トマトソースで煮込んだり、
豚肉はおろし玉ねぎに2日間漬けてやわらかくしたり、
他にもスペアリブは3時間以上煮込んだり、
鶏肉を味噌に漬けてみたり、日本とは少し違う調理をしています。
アメリカにいると日本の薄切りスライス肉がとても使いやすく美味しいことを実感します。。。。
合宿はまだ続くので、これからも食べやすい食事を作っていきます☆
春季合宿の食事です
クロカンコースや、 トラックがある山の中での合宿でした。
食事については、とても大きな厨房をお借りして、食事を作りました。
今回の合宿は、
体重を増やすため食事量が多い選手と、
普通の量の食事、
減量中で少なくしている選手に分かれていました。
こんな感じです。
◎練習量が多く、試合前に増量、体重を維持したい選手の食事
◎普通の食事
◎減量は普通食の半分くらいです。
※ごはん、味噌汁は普通食も減量食もついています。(写真を撮り忘れました、、)
食べたくても我慢している選手もいれば、
食べたくなくても苦しい思いをして食べる選手もいる...
他の選手の食事を見ることで、
それぞれ大変な思いをして食事を摂っているのが分かったのではないかなと思います。
自分のコンディションを自分で確認して、
食事の量をコントロールできるといいですね。
また、いつも合宿中は食器などの洗い物は選手が交代で行ってくれるのですが、
今回はトレーニングで疲れているのにも関わらず、使い終わった鍋を洗ってくれたり、
ゴミ捨てを手伝ってくれたり...
選手が自ら動いてくれてお手伝いをしてくれて本当に助かりました。
アスリートである前に人として、
小さなことに気づき手を貸してあげられることは素晴らしいですよね。
みんなの成長も感じられた合宿で、
寝不足の毎日でしたが、元気をたくさんもらいました!
また私もがんばろー!
本格的にトラックシーズンのスタートです!
ボルダー合宿の食事です
こんにちは。
4月2日から25日までボルダーで合宿をしてきました。
毎年夏に行くことが多いので、ボルダーは暑い!イメージでしたが、
雪が降る日も多く、
最高気温がマイナスになる日もありました...。
今回は長い距離を走るトレーニングが多かったので、食事もいつもより多くしました。
☆朝食
・炊き込み御飯
・味噌汁
・ピーマン入りハムエッグ
・ジャガイモのキンピラ
・ソーセージ
・キャベツの胡麻和え
・納豆
☆昼食
・ササミうどん
・肉のりまき
・梅しそおにぎり
☆夕食
丸鶏にご飯を詰めて丸焼きにしました☆
・鶏肉のオーブン焼き
・キュウリのこんぶ和え
・サラダ
・冷奴
・ひじき入り枝豆サラダ
・ごはん
・茄子の味噌汁 です。
この他にも果物やヨーグルト、練習前にはエネルギーゼリーを飲んだりし、
エネルギーが切れないように心がけました。
寒い中、汗が凍りながら(本当に凍ってました!)
一生懸命練習ができたので、
精神的にも鍛えられたのではないでしょうか☆
これから、トラックシーズン、合宿も増えるので、怪我をしないように、
しっかり食べて、カラダのケアをしながら良いシーズンになるよう頑張っていこうと思います。
エチオピアのインジェラを紹介します
こんにちは。
先週まで寒い寒いと言っていたと思ったら、京都の桜も咲き、急に春がやってきました。
とても過ごしやすい季節ですね。
花粉症の方は大変そうですが・・・
さて、前回のスパークレポートで高藤選手がエチオピア合宿について書いていましたが、
その中にあったインジェラという食材を監督がお土産に買ってきてくれました。
こちら・・・・
これはクレープのようなインジェラを
ちぎって乾燥させたものらしく、フルフルというそうです。
私も初めて食べるので試作中・・・・です。
高藤選手いわく、『辛いです!』 とのことだったので、
辛くしたり、食べやすくトマトソースを入れてみたり・・・。
初めて調理するので難しいです・・・。
今選手は京都を離れ、合宿に行っているので、
帰ってきたら寮でも出してみようと思います。。。。
みんなの感想はまた次回のスパークレポートで!
お楽しみに~!
みんなで楽しく会話をしながら食べる♪
こんにちは。
3月になりました☆
京都は2日間暖かい日が続いていましたが、また明日から冷え込むそうです。
気温差があるときに気をつけなければいけないのが風邪。
空気も乾燥しているので、
選手は体調を崩さないように気をつけて過ごしています。
練習で疲れが溜まっているときは、睡眠時間や自主トレーニングの時間を調節して、
身体の調子を整える努力をしなければいけないですね。
もちろん食事も意識してしっかり食べなければいけません。
☆昼食のメニューです
ねばねば丼!
食べるとねばりのある走りが出来る!
のかどうかはわかりません・・・が、
ご飯の上に
オクラ、納豆、山芋、めかぶ、のねばねば食材と、
温泉卵とマグロのたんぱく質をあわせてのせる疲労回復メニューです。
そして夕食は
☆ホットプレートでビビンバ!
このメニューは何年も前からの人気の定番メニューです。
みんなで集合して、楽しく会話をしながら食べることで、
栄養の吸収率が良くなり、身体にも脳にも良いメニューです。
こちらはビビンバの最後の仕上げをしてくれている福元選手です。
福元選手は料理を作るのも上手なので、
この席のビビンバの味は他とは違う!?
これからロードレースやトラックレースも増えてくるので、
みんなで一緒に調子を上げていきたいです☆
森﨑千洋のリクエストメニュー☆
こんにちは。
京都は少しずつ日の出時間が早くなり、
太陽が出ている時間が長くなってきました。
春が少しずつ近づいているようですね☆
さて、食堂では久々に新メニューです!
☆カレードリア!
このメニューは昼食のとき食堂でグルメ番組を見ていたときに、
選手から食べたい!とリクエストのあったメニューです。
寒い日に熱々のドリアで身体をあっためました!
☆エッグベネディクト!
こちらは森崎選手のリクエストメニューで、
今話題!?のエッグベネディクトです。
パンの上にベーコンやスモークサーモンをのせ、
その上にポーチドエッグ、オランデーズソースをかけた料理です☆
みんな美味しいと言ってたので、よかったです♪
選手の身体のことを考えると、いつもリクエストメニューばかりにはできないですが、
たまには流行のメニューも取り入れながら、
これからの食堂のメニューも考えていきたいです。
2013年になりました!
あけましておめでとうございます☆
2013年になりました!
スパークエンジェルスは
12月の末から10日間の合宿を行い、宮崎で年越しをしました。
この合宿は私が帯同して、食事を作りました。
ホテルのキッチンはこんな感じです。
ここでスタッフや選手 17人分を3食作りました。
今回も選手がお手伝いをしてくれたり、市川コーチも料理をしてくださいました。
1月1日は少しですがおせちとお雑煮のメニューにしました。
年末年始も休みなく練習なので、
少しでもお正月気分を味わってもらおうと思い作りました。
毎年実家で祖母と母に教えてもらいながら覚えた私のおせち料理ですが、
私1人で作ると2人の味にはまだまだ遠いですね。
難しいです・・・。
この宮崎合宿で選手は今年の目標を立てました。
その目標を達成するように、毎日を大切に過ごしてほしいと思います。
私も選手に負けないように成長できる1年にしたいと思います。
今年もスパークエンジェルスをどうぞ宜しくお願い致します。
クイーンズ駅伝まであと5日!
こんにちは。栄養士の澤野千春です。
京都は雪の日が続き、寒さが本格的になってきました。
チームは九州での長期合宿を終え、京都に帰ってきました。
いよいよクイーンズ駅伝まであと5日!
トレーニングも調整段階に入りました。
写真は本日の京都での練習の様子です。
良い緊張感で、リラックスしながら走っていました。
ここまで駅伝に向けて、
選手は辛い練習に耐え、弱い自分に何度も悔し涙を流し、
何度も失敗を重ねて少しずつ成長してきました。
クイーンズ駅伝ではその成長を見せられるように、
自信を持って走るだけです。
仙台では全国各地から応援団の方が沿道で待っていてくださいます。
寒い中にもかかわらず応援してくださる方に感謝をしながら、
声援をパワーに変えて、仙台の街を駆け抜けたいと思います。
みんなの最高の笑顔を見せられますように!
スパークエンジェルスの応援をどうぞ宜しくお願い致します。
寮のヘルシーメニュー
チームは今九州で合宿中ですが、私は京都に残っている選手と一緒にいます。
今の期間の寮のメニューは
体重を管理するためにいつもよりもエネルギーを落としたメニューにしています☆
夕食のメニューはこんな感じです。
・ごはん
・味噌汁
・蒸し鮭のおろしかけ
・きんぴらごぼう
・長いもの煮物
・果物
合計 695kcal
・ごはん
・みそ汁
・揚げない春巻き
・きのこの煮浸し
・トマトサラダ
・果物
合計 743kcal
・ごはん
・とろろ昆布のすまし汁
・鱈の煮付け
・肉じゃが
・大根と人参おおかか和え
・果物
合計 583kcalです。
やはり和食が中心になってしまうので、
選手の好きなオムライスやサンドイッチなどのカロリーの高い洋食メニューは
朝食や昼食で出して全体的にバランスをみています。
洋食も中華も工夫して美味しくてヘルシーになるように研究中です。。
クイーンズ駅伝in宮城 まであと2週間!
風邪に気をつけて頑張っていきます~☆
スポーツ栄養の勉強会にいってきました。
寒さも本格的になり、気づけば11月下旬。
あっと間に2012年も終わりそうで、時が経つ早さにびっくりしています。
チームは現在九州で合宿中ですが、
私は先日、埼玉で行われた
スポーツ栄養のシンポジウムに参加してきました。
普段は試合や合宿の帯同など日々チームと一緒に生活をしているので
他の栄養士さんと話をする機会があまりなく、
この会は情報交換をしたり新しい知識を学ぶとても良い時間となりました。
シンポジウムやスポーツ栄養士の方から聞いたお話では、
高いレベルのアスリートは食事について自己管理がきちんとできており、
その日、その期間の体調や体重、練習量を考えて食事量を
自分で調節できるということでした。
食生活を徹底していくことは基本ですがこれがなかなか難しいのです。
しかし【目標を達成のために必要であれば、行動するしかない】です。
そして【継続する】こと。
目標達成のために必要なことは
練習、コンディショニングなど食事以外にも沢山ありますが、
正しい方法をきちんと見つけて、行動、継続することは同じですね。
写真はシンポジウムの資料とノート。
陸上競技だけではなく、他の競技についても話が聞けてとても
興味深かったです。
今回食事のこととは少し離れてしまいましたが、
大切だと思ったので書かせていただきました。
私自身も選手と一緒に目標を持ち努力を継続して
がんばろうと改めて思いました。
福井のお蕎麦
11月11日に福井県で行われた
FUKUI スーパーレディス駅伝に出場しました。
この駅伝の前々日には、チームをいつも応援してくださっている
北陸ワコール縫製㈱さんの工場見学とご挨拶を行いました。
こちらでも多くの方が応援してくださり、沢山のパワーを頂きました。
いつも、どこでも力強い応援を頂きます。
さて、福井の名物料理といえば、ソースかつ丼や焼き鳥、おろし蕎麦ですが、
試合前には身体に優しいメニューを、ということで、お蕎麦を食べました。
月見やまいもそば
おろし天ぷらそば
どちらも蕎麦の香りが強くとても美味しかったです。
そんな美味しいものをしっかり食べて挑んだ駅伝ですが、結果は3位ということでした。
悔しさしかありません。
私も今回のことを反省しながら
全日本駅伝に向けて栄養士としてチームに貢献できるよう
頑張ろうと思います。
福井の皆様、沿道やテレビの前で応援してくださった皆様、
本当にありがとうございました。
長崎合宿を澤野がお届けします
長崎合宿を澤野がお届けします
こんにちは。
11月になり、冷たい冬の風を感じるようになってきましたね。
先日の実業団駅伝西日本大会では多くの方に応援していただき、
大会新記録で優勝することができました。
朝早くから、また全国各地から多くの方が応援に駆けつけてくださり、
沢山のパワーを頂きました。ありがとうございました。
私自身初めての駅伝で、
応援の方の力強い声援に本当に感動しました。
その声援に次は全日本大会で応えるために
NYCマラソンに出場する福士選手以外のメンバーは
長崎の五島列島で合宿を行っています。
ここは日本の西側だからなのか、
日の出の時間がとっても遅いです。
朝練習は真っ暗な中でスタートします。
写真は7時くらい、この日はゴルフ場を走りました。
その後は朝食!
(ここに白米ごはんや納豆、みかん、牛乳がついています。)
宿泊しているホテルの方が選手のことを想って一生懸命作ってくださいます。
阿蘇でお世話になったホテルの方もそうでしたが、
沢山の方が試合当日以外も応援してくださり、本当に感謝感謝です。
次のレースまでに残された日々を大切に過ごして
チームみんなで頑張っていこうと思います。
今年もこの季節がやってきました!
朝夕の気温が急に低くなり、
あったか~いものが食べたくなる季節になりました。
ということで今夜のメニューはキムチ鍋!
沢山の野菜と豚肉、豆腐などを入れました。
そして、鍋の〆にはラーメン!
卵を入れてアレンジしている選手もいました。
みんな美味しく、そして栄養価がUPするように工夫して食べています☆
身体の中からあっためて、
これからの季節風邪など引かないようにきをつけましょう!
もちろん手洗いやうがいも忘れずに・・・
合宿の食事の打ち合わせ☆
こんにちは。
栄養士の澤野です。
チームは阿蘇で合宿を続けていますが、
私は一足先に阿蘇を出発し長崎に行ってまいりました。
来月長崎で合宿を予定しているので、
お世話になる旅館の方と食事の打ち合わせをするためです。
長崎へ
食事は毎日きついトレーニングをしている選手にとって、
栄養素を補給するために重要であることはもちろんですが、
長期の合宿では毎日練習ばかりなので唯一の楽しみになります。
阿蘇での合宿でもそうでしたが、
メニューの内容、量、味付けなどを事前に打ち合わせし調節して頂きます。
今回打ち合わせを行った食事の写真です。
こちらは朝食
ホテルの方が栄養の勉強をしてくださり、
野菜が沢山とれるメニューを考えてくださいました。
主菜も副菜もバランスが良いのですが、
練習の内容や体重管理が必要な選手には少しだけ量が多いので
調整していただきました。
調整後の食事はこちら
主菜の数を減らし、
納豆やサラダは自由に取れるように、
ご飯は沢山食べられるよう自分たちで盛り付けるスタイルにして頂きました。
夕食の食事がこちら
写真の奥にあるお肉のメニューは
普段パン粉を付けて揚げて提供しているそうですが、
選手のために特別に油を使用しないで調理してくださいました。
こんなにいろいろ気を使っていただいているのに、
さらに朝食には選手の好きなパンを焼いてくださるそうです。
朝からテンションが上がっている選手の顔が目に浮かびます♪
栄養素的にも精神的にも満足できる食事を出そうと
ホテルの方がこんなにも力を尽くしてくださいます。
選手もその力に答えられるように
しっかり練習を積んで結果を出してほしいですね。
駅伝ももうすぐで
ちょっとだけ緊張感や焦りも出てきそうですが、
心をしっかり落ち着かせて頑張っていきましょう~☆
阿蘇合宿から 栄養士澤野がお届けします
こんにちは。
毎朝大好きな金木犀の香りで秋を感じている澤野です。
私たちは今、熊本県阿蘇市で合宿中です。
ここは空気も空も自然も綺麗で毎日気持ちが良いです。
合宿は10月中旬まで、
西日本駅伝に向けてのトレーニングと調整を行います。
写真はロード練習中の様子です。
そして食事はいつもお世話になっている阿蘇のホテルで
毎日美味しいご飯を食べています。
事前にホテルの方と打ち合わせをし、
栄養バランスや練習内容に合わせて食事を調整していただいています。
朝食はこんな感じ。
写真にはありませんが、サラダやヨーグルト、牛乳、
100%のジュースや納豆、お漬物なども出していただいてます。
昼食も練習内容によって変更して頂いています。
この日は午後にトレーニングがあったので、糖質中心の食事にして頂きました。
夕食です。
強度の高いトレーニングをした日は品数を増やしていただいています。
写真は海鮮鍋です。
他にも鉄分が多いレバーのメニューや選手の好きなフルーツ、
地元のお肉や野菜を使用した料理など
バラエティに富んだメニューを出していただいています。
美味しい料理に、ホテルの従業員の方の笑顔に、
選手も私も元気をもらっています。
食堂に行くのが毎食楽しみですね。
今年の夏、阿蘇では集中豪雨が発生し大きな被害がでました。
私達が宿泊しているホテルは改修工事が終了し、
ホテルの皆様から力強いサポートとパワーを頂いております。
営業を再開されておられるお店も増えています。
食事の内容も練習に合わせて、時間をかけて何度も調整してくださり、
食事中も足りないものがないか声をかけてくださり、
こうやっていろんな方がチームのために
親切にしてくださることに感謝して、練習を続けていきます。
熊本合宿は始まったばかり、
怪我に気をつけて頑張ってきます~!
ボルダー合宿最後の食事です
こんにちは!
ボルダーからのスパークレポートも今回が最後になりました。
49日間と長い合宿でしたが、
最後まで集中力を切らさず良い練習ができました。
今夜は最後の夕食ということで、ガッツリ肉を食べました!
前日から漬け込んだ鶏肉を(写真は漬け込む前の鶏肉です!)
じっくり焼いて完成したのがこちら!
☆できあがり~☆
この日のメニューは
・チキンロースト
・そうめんちゃんぷるー
・温野菜のサラダ
・にんじんのスープ
・ごはん
・白玉あずき
・洋梨 でした。
明日、最後の練習をして、明後日の早朝にはボルダーを立ちます☆
14日には京都で全メンバーが久しぶりに揃います!
この夏合宿の成果をこれからの駅伝シーズンに
発揮できるようみんなで頑張ります☆
「レバーを美味しく食べる工夫」 澤野パターンです♪
こんにちは。
陸上の長距離選手は貧血に悩む選手も多く、
私たちのチームでも普段から鉄分の多い食事を心がけ、
貧血にならないように注意しています。
鉄分を多く含む食材として、
【レバー】
を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
しかし、レバーは独特の『 食感 ・ 味 ・ におい 』があるので
好みが分かれる食材です。
今回のボルダー合宿でも食べるのが苦手な選手がいます。
食事では定番の生姜煮や味噌煮、ケチャップ和えなど
味を変えて作っていますが、
毎回 にがい顔をしながら必死で食べていてすごく辛そう・・・
そこで考えたのが、
【レバー入り煮込みハンバーグ】です!
作り方を簡単に説明しますと、
レバーは小さく切り、黒い血液の部分を洗い流し、
多めのお湯で10分ゆでます。
(その時あくをとりながら)
ゆでたら水で洗い、小さくみじん切りにします。
そのレバーをいつものハンバーグ混ぜるだけ!
写真は
ボウルの中は左から、
卵、レバー、豚挽き肉、牛ひき肉、牛乳でふやかしたパン粉です。
(分量は1人分:
豚挽肉50g、牛挽肉50g、レバー20g、玉ねぎ40g、パン粉5g、牛乳20gで
作りましたが、
いつものハンバーグに入れるだけでOK!
レバーを少なくするとさらに食べやすいです。)
これを全部一緒に混ぜてハンバーグを成型し、
一度オーブンで焼いてからデミグラスソースでじっくり煮込みます。
完成~!
苦手な選手も『これなら大丈夫!』と食べていたので、ホッとしました。
今後も工夫して、美味しく食べられるレバー料理を考えていこうと思います☆
ボルダー合宿の食事レポート!
ボルダー合宿の食事レポート!
こんにちは。
8月も中旬に入り、私たちの合宿も折り返し地点に到着しました。
練習もしっかりこなし、少しずつ力をつけてきた選手は
ここからさらに上を目指して頑張っています。
さて、今回はアメリカ合宿の食事をご紹介します。
基本的には朝、昼、夕の3食。
ボルダーには日本食材を売っているスーパーもあるので、
アメリカの食材と合わせながら選手が食べやすい献立を作成し
調理するように心がけています。
それでは朝食からいくつか食事を紹介していきます!
朝食メニュー☆
朝食の前には毎日朝練習があります。
朝から約20㎞走り、そのあと十分にエネルギーを補給します。
選手の朝食は朝からしっかり!
朝食をきちんと食べることが元気な1日をスタートさせるポイントです☆
・ごはん
・みそ汁
・ソーセージ
・ほうれん草の白あえ
・スナップエンドウとホタテのアンチョビ炒め
・サラダ
・アメリカンチェリ-
・ごはん
・みそ汁
・ひじきとハムの煮物
・ささみの塩麹焼き
・にんじんのツナ炒め
・じゃがいものきんぴら
・ぶどう
選手はパンが大好きなので、
1週間に1回くらいはパンの朝食も出します。
・ベーグルのフレンチトースト
・スクランブルエッグ
・ベーコンとパプリカの炒め
・ミネストローネ
・サラダ
・グレープフルーツ
ここからは昼食のメニュー☆
合宿中は午後に練習をすることが多いので、
午後の練習のときお腹が痛くならないようにお昼は朝、夕食に比べ
少し軽めにしています。
エネルギーは抑えながら
しっかりと炭水化物を補給して午後の練習の準備をします。
・ペスカトーレ
・ナッツ入りサラダ
・フルーツ(写真には映っていないですが・・)
・ささみ梅しそうどん
・茶飯のおにぎり(1人前1~2個)
・オレンジ
そして夕食メニュー☆
夕食他の食事よりもゆっくり時間をかけて食べるので、
トレーニングのある日はボリュームもしっかり出します。
1日の疲れを癒すためにも合宿中は選手の好きなメニューを夕食で出すことが多いです。
選手のリクエストを聞いて、
エネルギーが高い献立になってしまう場合は
ほかの食事や翌日の食事で調整してバランスをとっています。
・ごはん
・みそ汁
・豚肉と野菜のしょうが焼き
・じゃがいもとズッキーニの炒め
・コーンとupland cressのバターソテー
・アスパラのサラダ
・とろろ芋
・ごはん
・みそ汁
・じっくり煮込んだスペアリブ
・野菜たっぷりポテトサラダ
・レバーのケチャップ和え
・付け合せ野菜
・ごはん
・野菜コンソメスープ
・ゆでたまご入りミートローフ
・アボガドとエビのサラダ
・レインボーキャロット(4色のカラフルな人参です)
・ふかしじゃがいも
・餃子の皮ピザ
・いちご
・ごはん
・かきたま汁
・タラのぴり辛てり焼き
・きゅうりの塩麹和え
・なすとピーマンの味噌炒め
・肉じゃが
・寒天ミルクプリン
写真には写っていないですが、牛乳やヨーグルトも食べています。
ハードな練習の後は食べ物がのどを通らない選手もいますが、
ゆっくり噛んでは飲み込み、1口1口 一生懸命食べている・・・
そんな姿をみると、無理しなくていいよと言いたくなる時もありますが、
栄養が不足しないためには食べることも頑張らなければいけないですね。
いい練習ができたことを無駄にしないように、
私も食事で選手をサポートしていこうと思います!
残り20日ちょっと、頑張ります!
ボウルダー合宿を澤野がレポート!
ボウルダー合宿も早いもので2週間が経ちました。
初めは時差ぼけや、標高差で生活のリズムをつかむのに苦労していましたが、
徐々に身体も環境に慣れ、毎日しっかりトレーニングを行っています。
さて先日の練習は
ボウルダー市内から車で約50分程離れた所にある
マグノリアというコースを走ってきました。
標高約2500mの山道です。
標高が高いので息がすぐにあがる上に、アップダウンの激しいコースなので、
筋力と心肺機能を同時に鍛えられるきついきついコースです。
途中苦しいときには先輩が後輩の背中を押してあげるシーンもあり、
みんなでこのきついコースを走りきろうと必死でした。
走り終わったら身体や顔が砂まみれになってましたが・・・
20kmをしっかり走り切りました!
日本ではこのようなコースではなかなか練習できないので、
1本1本集中して質の高いトレーニングを行っていきます!
残りの合宿も怪我なくみんなで頑張ります~
夏合宿スタート!
8月になりました!
私たちは、6名の選手とアメリカのボウルダーで合宿をしています。
期間は9月の中旬まで!
長期に渡る夏合宿がスタートです☆
この合宿に入る前は、
帰省期間があり、みんな地元に帰り リフレッシュしてきたようです。
普段は規則の多い寮生活なので、自由に使える時間がなかなかありません。
この帰省で家族や、友達など、
自分を支えてくれている大切な人に会ってきたのでしょう。
みんな良い表情をして京都の寮に戻ってきました。
これから夏合宿で厳しいトレーニングがまっていますが、
支えてくださる方のためにもいい練習をして、
感謝の気持ちを走る姿で伝えてほしいと思います。
言葉で伝えるだけではなくて、
自分が頑張っている姿を見て、大切な人達が笑顔になることが、
幸せなことじゃないかな~なんて思います。
ぼけーっとしていたらあっという間の夏合宿!
1日1日を大切に過ごさなければいけませんね!
チームが分かれて北海道でも合宿をしているので、
日本にいる仲間にも負けないようにしっかり練習をして帰国します☆
これから2ヶ月弱
澤野のスパークレポートは、
ボウルダーから選手と食事の様子をお届けします~☆
澤野がBoulder 合宿の報告をします
こんにちは。
澤野です。
私は今、福士選手のオリンピック調整合宿に帯同しています。
場所はアメリカ、コロラド州のボウルダーです☆
こちらは毎日気温が高く、日差しもとーーっても強いです(><)
そんな中、福士選手は
しっかりと練習をこなし、オリンピックに向けて順調に調整できています。
今回の合宿は、他の実業団選手も一緒に行い
食事のときはみんなで楽しく食べています。
どの選手も本当によく食べる食べる食べる!!!
ご飯も肉も魚も野菜もフルーツも! たくさん食べます!
練習量も多いのでエネルギーをしっかり補給!
毎日選手のそばで食事を作っていると、
強い選手ほどたくさん食べてたくさん練習しているのを実感します。
やはり食事は大切ですね。
オリンピックまでもう少し!
いい練習をして日本に帰ります☆
「初夏のスパーク新メニュー☆」
こんにちは!
澤野です。
梅雨に入り、京都も雨の むしむしした日が続いています。
しかし天気の良い日は気温が上がり、
太陽の強い日差しに当たるだけでぐったり疲れてしまいますね。
そんな中、激しいトレーニングを続けていると食欲が落ちたり、
体調を崩す選手もちらほら・・・
今の時期は、しっかり栄養計算した食事を出すことはもちろん
選手が少しでも食べやすいメニューを考えています。
今日の昼食メニューは
・さっぱり豚しゃぶの冷製つけパスタ
・アスパラのそぼろあんかけ
・野菜入りかきたまスープ
・アメリカンチェリー です。
つけパスタとは、つけ麺風のスパゲティーです。
つけダレはツナと玉ねぎなどをミキサーで混ぜ、レモン汁を加えさっぱり仕上げました。
新メニューですが、選手の評判もまぁまぁでよかったです♪
トッピングした豚肉にはエネルギー代謝に必要なビタミンB郡が多く含まれています。
炭水化物を効率良くエネルギーに変えるためにはこのビタミンB郡が必要です。
さっぱりとしたメニューでもアスリートに必要な栄養素はきちんと補給します☆
エネルギーがなければ練習についていけないので
しっかり食べて、練習できる身体を常に準備しておかなければいけないですね。
食べることもトレーニング!
やはり強い選手ほどたくさん食べてたくさん練習しています。
全員がしっかり食べて夏に負けない身体作りをしていきましょう!
私も選手が食べやすくて栄養満点のメニューを考えていきますよ~☆(^o^)
ボルダー合宿の食事です♪
こんにちは。
栄養士の澤野です。
6月1日までアメリカのコロラド州にあるボルダーで合宿をしてきました!
今回の合宿は日本選手権前ということで
選手もスタッフも、いつもより緊張感を持って望んだ合宿となりました。
練習中の福士選手と三原コーチです。
気温が高い日が続きましたが、湿度が低く、気持ちの良い日差しの中で、
最終日まで質の高い練習ができました☆
そして私は、次回の合宿の視察も行いました!
練習の合間に合宿施設やスーパーなどを回り、食材などを見てきました。
アメリカのスーパーです。
果物などは種類も豊富で美味しいものばかりでした♪
野菜、肉、魚など食材も日本とは違うので、
手に入る食材で栄養バランスの良いメニューを考えなければ・・・と悩みますが、
珍しい食材で料理を作る機会はあまりないので、
私自身も楽しみながら美味しい食事を選手の為に作ろうと思います!
選手が好きなパンやベーグルもたくさんありました。
(これは食べすぎに注意しなければ・・・・)
これから次の海外合宿に向けて、料理のレパートリーを増やし、
選手が元気の出る食事を作ろうと思います☆
香川から澤野千春がお届けします♪
こんにちは!
GWに突入しましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
私たちスパークエンジェルスは、
4月下旬から5月上旬まで香川県で合宿を行っています。
香川県の気候はとても過ごしやすく、天候にも恵まれ、毎日質の高い練習が
出来ています。
さて、今回の合宿はいつもの合宿とは違い、
ホテルに宿泊するのではなく、アパートを借りて合宿をしています。
管理栄養士が帯同し、朝食、昼食、夜食、補食を作ることで
選手に必要な食事をすぐに提供できるようにする為です。
食材の調達から調理まで全て自分で行うので、とても大変ですが、
地元の八百屋さんや、お肉屋さんをはじめ、多くの方がご協力くださり、
毎日新鮮な食材を食べることができています。
本当にありがとうございます!
この日は美味しい八朔を差し入れに頂きました。
写真の通り食事をする部屋は広くはないですが、
みんなで集まって食事するのは楽しいですね☆
練習の合間には選手も料理をお手伝いしてくれます!
こちらは箱山選手。
生姜をみじん切りにします!とても器用です!
他にも稲富選手、福元選手も手伝ってくれました。
二人とも料理が得意だそうで、
大量の野菜を切ってくれました。本当に上手!
この日のメニューは棒々鶏でした☆
鶏むね肉を使用しているので、高タンパク、低脂質!
たくさん食べて、たくさん練習をして、強くなりましょう!
この合宿の成果をこれからのシーズンに生かせるよう、
チーム全員が1日1日を大切に過ごし、
合宿の後半戦もみんなでがんばります☆
本日のオススメは話題の【塩麹】
○ お酢でさっぱり鶏肉のみぞれ煮
○ 小松菜ともやしの塩麹和え
○ じゃがいもベーコン
○ ごはん
○ お豆腐とワカメのお味噌汁
○ りんご これで820kcalです☆
本日のオススメは今話題の、【塩麹】を使ったメニューです!
「小松菜ともやしの塩麹和え」
少し前から、新メニューとして【塩麹】を取り入れましたが、選手からも大好評♪ ということで、鶏肉を塩麹で焼いたり、豚肉を漬け込んだり、いろんなレシピを開発中です。
塩麹は発酵食品ですし、ビタミンも含んでいるので選手にはぜひ食べてほしいですね。
今後も美味しくて楽しいメニューを選手と一緒に考えていこうと思います☆
スパークレポートでもご紹介しますのでお楽しみに~!